とりあえず形になったので、Ver1.0とします。
できた状態ですぐ撮ったので、とっちらかった感じが残ってます。後述しますが、ペダルを固定していないので、動いちゃうんですよね。ご容赦ください。
MS-3を主軸にしたオールマイティーなボードです。ワウも入っていい感じ。
![](https://ukaku-purple.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_1546-680x510.jpg)
今回は作るにあたっての難しかった箇所のまとめ。というより失敗&反省ポイントなので、完璧にできるならそれに越したことはないんですが、もしこれを見た方の参考になればと
あと、今後改良するときの備忘録としても
ペダルボードを構築するにあたってのセオリーはこちら
失敗するパッチ作成
パッチケーブル作りがやたら失敗した。失敗とは作ったあとの導通テストがうまく行かず、音が出ない状態のケーブルができた。ということ
おかしい。そんな難しいものではないはずなんだが、、、と悩むこと小一時間
結論から言えば、作り方がわるかったです。
以前作ったときは気にしていなかったのですが、あまり力を入れてグリグリと押し込むと却って良くない。というのがわかりました。
今回使用したのは「結ソルダーレス」で、購入すると取説はついているし、サポート用ページもあったりするので、参考になります。
ソルダーレスのコネクタにはケーブルの芯とつながるための針みたいなのが奥にあるのですが、その針にスッと刺さっていればOKのところをなぜかグリグリと差し込んでしまったので、刺さった部分が広がって穴になったと思われます。
昔カナレのBNC作ったりするのに、似たようなことをしていたのですが、割とパワーが必要だったので、その名残が出てしまったのでしょう。
ってTwitterに書いたら、中の人が心配してDMしてきてくれたので、申し訳なかったです。。。(その節はありがとうございました)
改めていいますが、製品のせいではなく私の施工が悪かったので繋がりませんでした。
正しく作れば楽にできるので、原因がわかってからはスルスルと作れました。
ちなみに小さいコネクタなので、固定するためにペダルを使うと楽です。
![](https://ukaku-purple.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_1552-383x500.jpg)
ケーブルの長さ
もう一つ、パッチケーブルの「長さ」って結構難しいと改めて感じました。
既製品は1mとか30cmとかで決まっているので、あとはいかに取り回しがうまくできるようにするか。という感じでしたが、自由に長さを調整できる場合、短めにすると微妙に足りない状況に陥るんですね。
端子の向きとか曲げたい余白がないとかあるとかで、取り回しが難しくなるんですね。これは盲点でした。次からはもう少し余裕を持ったケーブル長で作る必要があります。
![](https://ukaku-purple.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_1544-680x510.jpg)
ペダルの置き場から、配線位置や実際の配線方法などを考えながら進めていきます。
邪魔にならないように配線するのは難しいです。データセンターとかでLANケーブルが超美しくまとめられているのを見て、芸術かよと思いを馳せています。
結局、DCケーブルも用意しなければいけませんでした。付属品はL-Sのタイプで思った以上に飛び出ちゃうのです。
![](https://ukaku-purple.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_1545-scaled-e1647701976572-680x566.jpg)
今回は既製品を導入。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/c/caj_dccable21ll30.jpg)
これ20cmと30cmでそれぞれ用意したのですが、20cmでも足りるには足りるんですがケーブルを束ねて揃えにくくなるなど、やはりある程度長さにはゆとりが必要だとわかり、、、
でも逆に長過ぎると邪魔だし、実際に必要そうな長さの1.5〜2倍くらいは余裕を持っておいたほうがいい気がします。そのあたりは試行錯誤なのかな。
固定しないと辛い
アタリマエのことですが、ボードにペダルを固定しないと、動くのでトラブルのもとです。配線もめんどくさくなるので、ペダルは基本的に固定しましょう。そのためにボードにマジックテープ貼ってあるのですから。。。。
だが、しかし
ペダルにマジックテープ貼りたくない勢としては、いささかこれが難関であるので、、、
なるべくリセールバリューを下げたくないので、加工はしたくないので、どうしたものかなと。
もう少し様子を見てみますが、本当に固定しないと使い物にならないのなら、それなりの対応を考えてみようかと。
![](https://yoshblog.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG20200212171937-768x576.jpg)
高さも駆使する
小さいボードいっぱいを利用して配置しているので、空間をフルに使う必要があります。パワーサプライやジャンクションボックスは、ペダルの下に重ねて配置しています。これはスペースが足りないこともありますが、ペダルに高さを足してあげることで、パッチの端子がぶつからないようにする狙いもあります。
こんな感じで。
![](https://ukaku-purple.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_1555-680x779.jpg)
大きいボードを使うときは気にしなくていいですが、こういうギリギリを攻めていく場合、端子の接触が地味にじゃまになるので。
ペダルの高さをずらしてあげれば、コネクタ部分がうまい感じに噛み合ってより省スペース化させることができるので、そういう工夫も必要だと感じました。
ただ、高さをつけるということは、より動きやすくもなるわけで、先程のペダルの固定。という要素がここでも重要になってきます。うーむ、、、
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/p/pedaltrain_ptpb1_2.jpg)
こういうのもあるらしい。ペダルライザーというみたい。
というわけで形にはなりましたが、音作りの変化でペダルも今後変わっていくでしょう。現状はここで完成ですが、戦いはこれからなのです。
次回作にご期待ください。
余談:使用ペダル紹介
歪み系から
・BOSS DS-1(カスタマイズ品)
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/b/boss_ds1x_la.jpg)
・EARTHQUAKER DEVICES Cloven Hoof
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1d0fcc15.9a551720.1d0fcc16.89da882e/?me_id=1254958&item_id=10043030&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fguitarplanet%2Fcabinet%2Feffector%2Fcloven_hoof2.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
・Redstone MOSKY Golden Horse
なんちゃってCentaurコピーです。
・TRIAL Pedal Junction ジャンクションボックス
・Vox ワウペダル(中古で買ったので型番忘れた】
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/v/vox_v846hwd.jpg)
・VITAL AUDIO VA-05 ADJ
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/v/va_powercarrierva05.jpg)
・BOSS MS-3
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/b/boss_ms3_4.jpg)
・Pedaltrain Metro 16
肝心のボード
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/p/pt_ptm16sc.jpg)