一生使える!Kemperの購入ポイントを紹介します

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Kemperを手放していても、未だに情報だけは欠かさずチェックしていますし、手放さなくてもずっと現役でいられるのではないかと思っています。それくらい完成度が高い機材であることに変わりはありません。

むしろ現代に即したソフトウェア型の製品のため、随時アップデートされていき、いつ使ってもずっと最新の機材であり続けているような感じですね。

そんなkemperを購入するかどうか悩んでいる人の背中を押すための記事です。

結論から言えば一回は買いましょう。

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Kemperを使うメリット

 個人的にはKemperはサウンドインターフェイス(造語)だと考えています。
Kemperとは他のモデリングした機材とは違い、既存の音をデータ化して真似る「プロファイル」という技術によって、音を作ります。わかりやすく言えば、従来の音作りが音の絵を描くと表現するならば、Kemperは音を写真に撮った状態です。

出したいサウンドがすでに写真として収められていて、それを音として表示させるのがKemperだというのが私なりの解釈です。故にインターフェイス。いつでもどこでも同じ音を出せる。それがKemperの最大の魅力であり長所です。

ライブでも家でもレコーディングでもリハーサルでも、自分のサウンドを手軽に出したい。というのを叶えることが出来るのがKemperです。

ソフトウェア型と言いましたが、自分のリグデータをUSBに保存しておけば、別のKemperにそれをインストールさせることで、全く同じ音が出せるようになります。

どういうことかというと、Kemperがあるスタジオに行くときに、USBだけ持っていけばいいんです。 データを同期してしまえば、音は同じですので、荷物が減ります。

どのモデルを買えばいいか

 Kemperは現在3機種(うち2つにパワーアンプの有無)で合計5種類の製品がラインナップされています。

ラック型、ヘッド型と、フロアボード型のStageですね。

上記の通り、中身は同じなので、どれを買ってもいいのですが、個人的にはStageがいいかなと思っています。

 Stageは後発モデルであり、ヘッド・ラック両モデルとは微妙に扱いが違います。印象としてはライブ向けではあります。マルチエフェクタのようにスイッチが付いているので、瞬時にエフェクトのオン・オフができたり、リグの切り替えが容易なためですね。

かつ、Wi-Fi機能が付いていてアプリによるリグ編集が出来るので、いちいちしゃがまなくてもいいのがポイント高い。

他のモデルでもアプリ操作はもちろんできますが、wifi機能がなく、有線によるネットワーク接続が必要なため、今ひとつ利便性に欠けます。無線で接続できるのはstageだけです。

※どうしてもラック型でwifiによるアプリ操作がしたい場合、できないこともないのでどこかで記事として書いてみます。

余談として、パワーアンプの有無については以前記事にしてみました。

音作りのポイント

好きなリグを見つけよう

これに限ります。

 どういうことかというと、先に書いたようにKemperは写真を映し出す機械です。写真、つまり元になるサウンドがすでに用意されていることが前提になります。

プロがKemperを愛用するのはそこが重要で、すでに自分のほしい音を持っているからこそ、Kemperがいいんです。

 例えば、ヴィンテージのアンプ、高級なペダルなどここぞというときにしか使えないようなもので構築された自分のサウンドはどれか一つでも欠けてしまったらもう作れなくなる。あるいは作り直すには高額な費用がかかる場合に、その音をプロファイルしてしまうことで不慮の故障による機材の消失を防ぐことにもなりますし、いつでも好きな音で演奏できるというメリットがここで生かされます。

 100Wのアンプで出した音が最高だけど、家では鳴らせない。そういう時にプロファイルさせてKemperに取り込めば、最高の音がいつでも出せる。ということです。

逆に言えば、自分のほしい音が決まっていない人はKemperの良さを活かしきれない。と考えています。Kemperを買うとアンプが欲しくなる。。。そう思っていた時期が私にもあります。

ですが、KemperにはRigExchangerというオンラインで公開された2万を超えるリグが自由に使えますし、有料のリグを販売している人たちもいるので、そこから自分の気に入ったサウンドを見つけることが出来るかもしれません。 

 私はここで若干の挫折を味わったので、Kemperを手放したきっかけでもあります。マイアンプとか持ってないですし、メインのアンプはプロファイルして(あるいはリグを見つけてきて)味付け程度、いやそれ以上に最近はできるようになってきた内蔵エフェクタを使うことで調整

という感じですね。

終わらない成長

 Kemperが発売されて数年が経ちますが、新型はフロア型のStageのみで一向に新作が出ない感じですね。

それもそのはず(?)OSは常にバージョンアップを続けていて、そのたびに新機能やサウンドの向上が続いています。OSのバージョンもいつの間にか8.6まで続いています。

最近はアルゴリズムを変更して出来るようになったステレオディレイや、OD系のシュミレーション、ダブリングなど他にはない機能が盛り込まれるようになっています。

いずれKemper2という感じのものは出るでしょうが、それは内部基盤の物理的な向上のようなもので、基本設計は変わらないのではないかと考えています。

そろそろKemperが壊れたから新しいKemperを買う。なんていう人もでてくるんじゃないでしょうかね。

 という訳で、写真素材を持てなかったがゆえに、Kemperを手放しはしましたが、その機能や設計思想は大好きなので、これからも情報は追っていきたい。もし今後ライブをすることが多くなるのであれば再度購入することは全然考えていますし、みんなでKemper使おうぜ。

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