少し前は打ち込みギター音源は本当に打ち込みとわかるような感じの音でしたが、今はそうではありませんね。もちろん、音源と打ち込み技術によるところはありますが、本物と遜色ないものはすでに登場しています。
この音源は格別です。値段が値段なので買えていませんが、今買うならこれしかないくらい良いと思っています。とはいえこれはこれでテクニックがいるのでしょう。それを磨く時間をギターに当てたい気はする
先日、とある楽曲を聞いていていいギターの音だったのですが、非常に違和感を感じました。
それは人が弾いていない事がわかるような音の流れでしたので、打ち込み臭いなと思いました。
ですが、良い音なんです。この事が自分の中でモヤッとしています。どういうことかというと、数年前の打ち込みっぽいサウンドと言うと「チープな音」「人が弾いていない音の出方」この2つが顕著でしたが、現在、音源の質が向上し割と簡単に「チープな音」を無効化しています。
「人が弾いていない音の出方」というのも、割と単純な理屈ではありますした。かつてはピアノみたいに同時に音がなる。 サスティーンが直線的でゆらぎ、減衰がない。という感じでした。こちらもギター音源の質の向上により、ピッキングの選択やビブラートの書け方、ピッキングノイズの量等の調整が可能になりよりリアルになってきました
が、そのリアルな雰囲気を出すためにはリアルを知っていないといけません。先日聞いた音源にはその部分が違和感を感じていました。
そのフレーズで、そのピッキングノイズは違和感が強い。とか、アーミング+ハーモニクスを連続ピッっキングのなかに混ぜてて鬼レベルだとか。そういう微妙なニュアンスによる違和感
でもこれはおそらくギタリスト以外は気にしないでしょう。良い音だし
逆に考えて、正しいギターのサウンドが出せていて、それがチープだったらどうでしょう。ギタリストに頼んで弾いてもらうけど、打ち込んだほうが音としては良さげ。こっちで修正も早いしさ。
って言われるんじゃないかと毎日ビクビクしています←
そう、ニュアンスの指摘なんてめんどくさいだけなんですよ(身も蓋もない)
そんなこと気にする人どれだけいるんですか。 でも私は気になるんです。 きっとベースやドラムにこだわっている人も過去からずっとそう思っているのかもしれません。
そんな文句を言っている暇があるなら、ギター弾くなり曲を作るなりすれば良いんですよ。ってなりますね
落ちはないですけど、打ち込み感を感じる部分がかわったなーっていう話でした