先日、楽器屋に行ってオススメを聞いたらこれが出てきました。
Westminster Effects というメーカーの1689 v2
Klon CentaurとIbanez Tube Screamerの長所を一つにまとめたようなペダルらしいです。よくわかりませんね。
とりあえず試奏レベルの感想ですが、結構いい音するんですが、なんというか使い所が難しいペダルという印象です。
ツマミは4つ。基本のドライブ・トーン・ボリュームの他にClean(BLEND)というのがあります。これは原音をどれだけ混ぜるかというDTM的というかDelayでいうmixの概念ですね。左に振り切るとこのペダルを通したクリーンになり、右に振り切ると、ドライブサウンド100%です。
真ん中のclipというのがよくわかりませんが、オンにするとコンプレッションが聞く感じになるのでclipなんでしょう。
このペダルはソフトタッチ・リレー・バイパス*を搭載しており、通常のクリックのあるスイッチよりも耐久性が高いとのこと
「ソフトタッチ・リレー・バイパス」フットスイッチは電子制御のフットスイッチです。通常のスイッチとは異なり切り替え時に発生する摩耗や衝撃が少なく、耐久性の面で優れています。また仕様上踏み込みの際のクリック感がなく、通電していない状態ではスイッチを切り替える事ができません。
https://benten-distribution.com/brand/westminster-effects/westminster-effects-ovrdrive-distortion-fuzz/1689-v2/
確かにカチッとした音も感触もなかったのはそういうことか。
サウンド面は非常に良かった印象です。なんていうか、60〜70年代の歪みサウンドを感じます
イメージとしてはクラプトンっぽいのが欲しい人は良いと思いました。
DEEP PURPLEまでいくと歪の中の太さが足りないので、雰囲気が違う。純粋なロック向けという感じでしょうか。 頑張ればレイヴォーンくらいのハイの抜けが期待できる気がしました。
扱いにくいのがこのブレンドのツマミ。どうしたものかと思うのと結構こいつの存在感が強いので、アンプライクな位置にあるべきな気もするんですが、オーバードライブなので前の方に置いておいて、ブーストさせたいと思っているにはいるんですが、どうも微妙
これ1個で音作りっていうのが基本で、そこに足すのが難しい印象です。単純なクリーンブースターとかと相性が良くなる可能性がありますが、今そういうセッティングじゃないので用途が合わない
音は良い分、使い所が自分に合っていないなっていう感じで非常に惜しいペダルでした。
ペダルの良い悪いの判断は難しく、相性とかバランスによって判断が変わってしまうので、よくもわるくもっていうところですね