Kemper のOSを上げてDriveとやらを試してみましょう。
2021/01/26 Kemper OS8.0.5が正式リリースしました。以下の手順で設定しましょう。
事前準備
アップデート
DriveはOSバージョンを8にするとついてきますので、まずOSを上げる必要があります。
- Kemper Profier OSバージョン8
- Rig Maneger バージョン 3.0.14
アップデートに若干時間がかかるので30分くらい見ておきましょう。
用意するもの
最新のOSとRigmanegerをダウンロードします。
ベータ版のOSはRigmaneger経由ではインストール出来ないためUSBを一つ用意してください。
- Rig Manager 3.0.14: https://www.kemper-amps.com/downloads/12/Rig-Manager
- Profiler OS 8 : https://www.kemper-amps.com/do…ting-System-Beta-Versions
OS8のファイルの中にはマニュアルと、Driveのプリセットが入っていました。

アップデート方法
<2020/11/06時点> OS8が正式版になったので、リグマネージャーからアップデートすることができるようになったそうです。
プリセットなどは結局ダウンロードが必要なので、下記を参照してくださね。
USBでのアップデート方法は、いつもお世話になっているここを見てください。

これでKemper とRIg Managerを最新にすることで、利用が可能になります。
いい加減USBでアップデートするのをやめれないかな。
正式版のOSアップデートはRigmanegerからできるから,binファイルの転送、できるようにしてくれないかな。
Kemper Drive操作方法
いよいよ操作方法です
早速、Kemperを起動、続いてRigmanegerも起動しましょう
KemperDriveはDSの一つ

画像のようにDistortionの項目の一番下に「Kemper Drive」と書いてあるのがわかります。これを選択します。
そうすると画像のように説明にあったつまみたちが出てきます。上はプリセットを予め入れているので、これを使って音を作ります。

アンプ設定のプロファイルを立ち上げつつ、Driveのプリセットが開くのに驚き(前からできたの?)
音作りとキャラ作り
後はプリセットを選択して、少しずついじるか、自分で好きな設定を探していくだけです。
ポイントは
Definition と SlimDown のバランスで音のキャラが分かる感じです。
Preset は Kemper Drive のユニークなパラメータ:「Definition」と「Slim Down」により、それぞれ独特のスウィートスポ ットを持つ数々のポピュラーなオーバードライブぺダルを再現しています。微妙な違いをじっくり吟味して、好みや目的 に合うサウンドを作り出してください。
公式ドキュメントより
歪みの量はDriveで調整し、Toneで色づけていく感じです。
Fulltoneのプリセットだけ LP/HPスイッチが用意されています。これは自力では無理っぽい?
DriveとTone、Volumeは通常のペダルと同じ感覚でいじりましょう。個人的にはDriveもいじるとキャラが変わる感じがするので、このあたりバランスが重要
実際に弾いてみて
Klon のあのいかにもなミドルの立ち方がよく再現されていました。実機は一度弾いただけですが、いわゆるコピー品でできが良いものと遜色ないんじゃないかな。
あとはぶっちゃけ持ってないのでよくわかりませんでしたが、従来から搭載しているブースター系を使うよりはこっちのほうが楽しく弾くことができると思います。
これは実機のプロファイルではなく、音を作る観点からリファレンスに近づけるというアプローチなので今後も同じようなものが出るのでしょうか。 オーバードライブの音の基本構造が同じようなものだからこそできたのか。 難しくてわかりませんが、Kemper のレベルが上ったことは間違いないでしょう。