小型のToneX Oneが発表されて、浮足立っているTLになりました。 個人的にKemperを手放してからだいぶ情報の取得が遅くなったので、気にしていなかったんですが、ToneX Oneが出るということで改めて調べてみようと思いましたので
キャプチャー系のおさらい
Kemperのプロファイリング(profiling:性能解析)が先駆けですが、Quad CortexやToneX、Headrushなんかはキャプチャーと表現しています。
おそらくKemperだけが独自というかちょっと違う手法であり、その他はある種類似性があるのではないかなと考えるところです。
総称キャプチャー系と読んで良いのか微妙ですが、、、とりあえずここではそう呼びます
ざっくりとした概要はここがわかりやすいと思います

Kemper含むキャプチャー系機材の良し悪しと使い所を正確に書かれていると思います。さすがは全部試されているプロですね。
特にキャプチャーした音の修正というのは非常に面倒だということをよく理解できます。新しく作ったほうが早いと感じたのもそう
あと、kemperで言えば、プロファイルした際に使ったギターはなるべく自分のギターがいいです。

能力比較
基本能力というか、キャプチャーのレベル?はどこもほぼ変わらないと思われます。というよりゴールがホンモノにいかに近いか。ということですのであまり答えを出しても意味がないというか。。。
変な話ですが、いい音がキャプチャーできればどれでもいいのでは?
ただ、Kemperと他の違いというのは個人的には非常に気になります。

そして、Kemperの公式掲示板には「Kemperでうまくプロファイリングできなかった音も、ToneXでキャプチャーはできた。そのキャプチャーしたデータでプロファイリングすることはできた」という話もあります。→リンク
流石に2011年の機材、、、ってもう10年以上前になるのかKemper。。。 そこからソフトウェアは改良され続けていますが、根本のハードウェアは変わっていないこともあり、何かしら限界というか違う特性があるのかもしれません。
このあたり検証した内容とかほとんどないし、直接的にサウンド面では関係ないので、まぁ難しいですね
ただやはり最新機器であるToneXのキャプチャーが精度高いらしいです

どれを選ぶべきか
プロファイリング(キャプチャー)した音を綺麗に出せる機材 つまり
いつでもどこでも自分の保存した音をすぐロードできる環境が整ったわけです。とはいえ設計的というか用途的な思想の違いはどことなく感じられます
個人の解釈的にアンプの代わりを目指したKemperとデジタル機材の中にアンプを放り込んだキャプチャー系という分け方がいいでしょうか。
ただ、KemperはPrayerとかリキッドプロファイリングとかちょっとこの辺り手を広げている印象があって、いま扱うのは難しい印象
そもそもマイアンプを持っていない勢が多い日本国内においてはもっぱらリグ情報を有償でも無償でもいいので入手してその中から自分の気に入った音を選ぶことがいいと思われます。
そうなってくると本当にどれでも良くなってきそうですね
あとは自分のプレイスタイルに合わせて選んでいく必要がありますが、万能性が高いのは今のところToneX系でしょうかね。今度出るONEが更にそうなりますが、ペダル的なスタンスをより強めました
あとから加工することが微妙なキャプチャー系ですが、よりデジタル機器ライクにいじることができそうな方向で、つまりプレイアビリティを優先した方向に進んでいる印象があります。
ただ、ペダル方向に特化しているので、液晶モニターがない。というのをデメリットに感じる場合はQuad Cortexとかになったりしますかね。高いけど

現状のまとめ
・雑主観だけど、Kemperとそれ以外って分け方でいいかも
・キャプチャー機能はどこも優秀。 強いて言えばToneXが精度高いらしい
・重要なのはいい音がそこにあるか。マイアンプで取れるのか、リグを拾ってくるのか(来れるのか)
・使用想定が微妙に違う アンプより(Kemper) ペダルより(ToneX)
という印象ですね。厳密に一つ一つを細かく調査すれば、リグの精度の違いとか、キャプチャーの特性とかわかってくるのかもしれませんが
そういうのは全部機材を買って比べられる人に任せます。 買ってくれるならやります。やらせてください←
いずれにせよいい音をあらかじめ持っている(知っている)ことが大事だと思うので、遠回りですけど好きな音を知ることから始めるべきかもしれないです
