ギターを毎日のように弾いていると、時々「調子の悪い日」があります。なんとなくいつもより上手く演奏できない、下手に聞こえる。音が悪い。。。なんか変だという感じのあの日です
そういう時はギターを休むのも一つですが、ちょっと見つめ直す機会があったので、備忘録として
調子の悪い日はだいたいこれ
調子の悪いというのはなんとなくいつもより下手に聞こえるときです
何がおかしいのかというと「左右の手のシンクロ具合がいつもより悪い」と言えると思います。
つまり普段やっている運指やピッキングができなくなっている状態のことを指すと思います。調子が悪い時というのはいつものより音が途切れやすかったりする印象です。体のこわばりとか、指が動かないとかじゃあないと思っています。そういう場合はストレッチなり準備体操をすればだいたいは良くなりますが、神経的な左右のバランス感覚が微妙にずれているのかなんなのか、そういうものだと考えています。
ではこれをどうすればいいのでしょうか
対策1:無心の右手ストローク
まずは右手から、ぼーっとしながらでいいのでただひたすらにストロークします。
体を温めるというわけではないのですが、ただひたすらにかき鳴らす。メトロノームもなにもいらないです5分くらいぼけーっとしながらジャカジャカ弾いてみます
これが意外に効いてくるというか、なんとなく切れの良いストロークが戻ってくるんですよね。
こっちは肉体的な要因だとは思うんですがピッキング、ストロークに使われる筋肉をリラックスさせることで、神経的な反応を戻らせているみたいなイメージです。※医学的根拠はしりません
対策2:いつもより強めに左手のフィンガリング
フィンガリングもピッキングもソフトタッチを心がける必要はありますが、左右のバランス感覚がずれていると音の伸びが悪いんですよね。逆に言えば、音を伸ばすようにフィンガリングすればいいだけじゃないか?と考えてみると、左手がいつもよりシビアに動いていたが故に調子が悪く感じられているのかもしれません
そこで、普段より力強めでフィンガリングしてみます。
左手の脱力感は右手のそれほど必要ではないと思うので、気持ち強く押し込むくらいがちょうどよかったりするんじゃなかろうかと、実践しながら思います。
速弾き系ギタリストに顕著だと思うのですが、なんというか教科書通りの弾き方っていうのはあまりないというか右手だけじゃなく左手の抑え方も結構人によって違うからな〜
それこそここ10年は動画も増えたことで見た目から入りやすくて、フォームの統一感が出てきた気がするけど、まだまだ個人個人の要素が強い印象かな。
クラシック系の楽器って演奏方法ってわりと統一されている印象があるんですがどうなんでしょうね
対策3:弦の張替え
割とこれ重要だと思っていて、弦のサビや伸びが左手を狂わせていると思います。 昨日は良かったのに、今日はダメで、、とかそういうときは上記のことよりも弦を見直すべきかも
そもそもそのギター何日同じ弦を張っていますか?
トモ藤田さんは2週間で交換しろと言っています。
私はお金がないので、3〜6ヶ月は保たせるように気をつけています。ガチ演奏予定がない場合に限りますがね。
それでもサビを感じたり、もう音が伸びねえってなったら弦の張替え時だと思って張り替えます。
自分が使用している弦はコーティング弦ではないですが、思いの外長持ちしてくれているので重宝していますが、やはり左手の反応を狂わせるような感じになるなら、早めの交換をしましょうかね。
以上、わりと受け売りの話もあるのですが、あまりこういうことをまとめていないので、スランプかも?と思う前にやってみましょう。