さあ、来やがりました。こういう反骨精神の高いギターですよ。まず何はなくともこのヘッド!!!
フライング?ラージヘッド的なアレデスね。 これを見て、あーここは怪しい。という印象を持ちました。
展示されていたギターたち、すごかったですね。何がすごいって、一本たりとも普通なギターがなかった。
どれもこれもが特殊仕様。ツイッターの画像の右側のストラト、よく見たら(見なくても)3EMGシングルですからね。ルカサーじゃん!
どれもこれもがちょっと変わり種。よく見ると、仕様木材が珍しかったりするので、木材に詳しい友人はテンション上がっていました。
こちらは完全に個人制作とのことで、一般流通するほどの量は見込めないながらも、個人でできるメリットを最大限に生かしたという印象です。
特徴的だったのがコンターがやたら深い。 深いコンターがどの高さでギターを構えたとしてもしっかり体に吸い付く位置に持ってこれる。そういうコンターの作り方をしていました。
細かいところでは、塗装にこだわっていたり、わりと何でも作ってくれるようです。
で、圧倒的なのが、木材の選定と入手。 材木屋も兼ねているそうで、木材単発での取引もしているとか。そういう意味で、ギターによい木がほかより入手しやすく、材を拘る人にとっては重宝する可能性が高い。
一癖も二癖もあることをやってのけるのでここは面白いと思います。
個人であり、ブースも試奏環境がなかったのでなんとも言えませんが、こだわりの強い人に勧めたいブランドだなって思います。
何よりラージヘッドをひっくり返すポイントが良いですね。きっと仲良くなれる。