久しぶりにスタジオに入って、先日作成したパッチシールド(ケーブル)が全く問題なかったので、これはいいぞと太鼓判。
今回、初めてソルダーレスケーブルというものに挑戦しましたのでその備忘録としても
ソルダーレスケーブルとは
通常、ケーブルと端子は内部の接合部分をハンダで引っ付けて固定させ、その部分を隠すようにカバーされています。しかしそれではカバー部分が大きくて、エフェクター間につなぐパッチケーブルには少々邪魔な感じもします。
そこで、はんだ付けではなく、圧着や接合部分を触れさせて、ネジなどで固定し、結合パーツを限りなく小さくすることで、パッチケーブルとしてスペースを確保させるためのものがソルダーレスケーブルです。
詳しくは知りませんが、基本的に自作キットが売られていますのでそちらを買いましょう
私が買ったのはAmazonで結-MUSUBI-という商品です。ソルダーレスの中でも安価ですが、先の通り全然使えるものでした。
自作ソルダーレスのいいところ
まず、自分の好きな長さにできる
既製品は30cm、50cm、1mなど、規定のサイズが決まっているため、エフェクターによっては過不足がでてしまいます。配線をきれいにしたい人にはストレスのもとになるでしょうから、そういう方には自作してしまうのがおすすめ。
次に楽
通常のシールドも作りますが、ハンダが必要なため、ハンダゴテやその他必要な道具を一式揃える必要があります。
シールド作るだけ、というのであればやや荷物になりますし、ハンダは高熱なので、やけどや怪我の恐れがあるため、十分扱いに注意が必要ですが、ソルダーレスなら、ケーブルを切る道具だけあれば作れます。上記リンクなら、その器具込みのパッケージなので、これだけ買えばできちゃうとうのは大きい。
最後に高コスパ
パッチケーブル1本の相場、、、
30cm〜1mの既製品がだいたい1000円前後します。ブランド物だともう少し高いですね。例えばエフェクター3台ループ接続するなら合計6本 6000円オーバーですね。結なら、4500円で6本収まります(長さにもよりますが)
自作の注意点
既製品のいいところは品質です。きちんとテストに合格された品質が保証されていますので、劣化がない限りは問題なく使うことができます。
対して、自作の場合は自分で作るため、その品質を担保するものが有りません。作って、覚えてうまくなって行かないと最初のうちは失敗や接着ミスなどがあるでしょう。実際私も失敗してます。日々勉強です。
ちなみにこのオヤイデのパッチケーブルは失敗しにくそうです。

端子側のパーツにねじ込んで導通させる範囲が広いため、他のソルダーレスよりも失敗しにくく安定感が出てくると思います。テレビ用の配線と同じ接続の仕方ですね。
Fコネでテレビ用ケーブル作ってた時代が懐かしい・・・
作ったレポ
作り方は公式がきちんと作られているので割愛します。見たらわかると思いますが、ケーブル切断から、片方10分もかからずにできます。


予備ネジが3つもついてるって素敵。こういう小さなパーツは結構なくしますからね。そういう場合はマグネットトレーとか持っていると重宝しますよ
便利だけど、ピックアップとか自分でいじっている人は磁石で変にならないように注意してくださいね。私はケーブル切断用の器具を持っているので、本体だけのセットを買いました。

写真がクソ下手だけど、端子にロゴを入れているおしゃれ具合。今度は赤色にしようっと。
自作お役立ちアイテム
ケーブルテスター
導通チェックようになにかないかなと思っていたらまさに必要なものが有りました。これが一つあると大変うれしいですね。たくさん作る人は特に
ケーブルカッター
結を買う人はいらないと思いますが、私はこれを愛用しています。
もともとは配線切断用ですので、シールド作るときに使うものです。断面がきれいに切れているので気に入っています。あと、弦を切るときも楽なのでこれ使ってます。
既製品で済ませるのが一番ラクですが、きれいに配線できると気持ちがいいのも事実。あとはお好みで