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Experiment#1から思い出すギター

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Experiment#1(シャープワン) の紹介を見ながら思うのは、サウンドの重心をローというか低音よりに持っていっているという発言。

それでいてタイトなクリーンとガッツのあるバッキングがでるのが気持ちが良い。 思い出すのはSOAP時代のギターの音

当時はマーシャルにファズとディレイのみで、基本歪みはファズ(ピートコニッシュ)だけでつくってるけど、当時もギターはフェンダーを使っているので、根幹としてはこの感じが残っている印象。

で、自分もかつてそういうギターを所有してたと思い出した。

あれは、77年製のフェンダーストラト

クソ重たいアッシュボディで、ストラトにして5kgほどはある超重量級の子で、音はとてもタイトでありながら上も下もしっかり出ていた。自分のベースになるのはこの音だと思いながら、割と遠回りをしている気がするが、今になって恋しくなる。

当時は重たかったのとフルオリジナルパーツという圧を受けて、結局手放してしまったなー。あーもったいない

ミドルがしっかり聞かせられるのに、音がタイトであるというのは重心が低かったと捉えるべきなのだろうか。ちょっと経験がたりないので、なんともだが、重さのぶん、今持っているどのギターよりもその点がよかった。

ただしプレイアビリティを考えるとなかなか融通がきかない。という板挟みのギターだった。

求めるビンテージサウンドとは、ミドルだと思っていたけど、もしかしたらこっちなのかもしれないと思い直してきた。心が揺らぐ。 そんなギターにまた出会えるのだろうか。楽しみでもあり寂しくもある。

だからKenちゃんももしかしたらアッシュボディにたどり着くのかもしれない。ライトアッシュでどうなるかわからないけど、アルダー以外の選択肢も楽しいと思う。

気になるのは自分のピッキングがルーズというか、重たく弾いてしまうようなので、そこの兼ね合い。トーンを重めに置いたことで、より重さが倍増するのはよろしくない。自分にとってはもっと軽い方向性が良いのかもしれない。となると今のギターはやはり最適解。うーん。どっちだろう。

ギターの好みはプレイスタイルや時期によって変化するから、あのときは売って正解だったかもしれないし、10年後は失敗となるかもしれない。15年立つ頃には売ってよかったと思い直すこともあるかもしれないし、今のギターでは駄目な場合もある。

それは日々自分と向き合って感じ取っていくことであり、ギターとの対話になってくると思う。高いから、安いから、価値のあるなしで選ぶことはなく、自分と向きって出会ったものとどう歩んでいくのか。という探し方で良いと思う。

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