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NAMMShow2024 気になったもの:オムニコードOM-108 

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多分、これが一番驚いたかも

なんとも古めかしいニュアンスがありながらどことなく新しさを感じる。しかもなに鈴木楽器って。。。

鈴木楽器製作所はよくあるリコーダーとかハーモニカとかそういうので見かけるらしいですが、電子楽器としてオムニコードというハープとシンセとアコーディオンを足して3で割ったような楽器を1981年に発売しており、この度復刻するそうです

オムニコード OM-108 | 鈴木楽器製作所
オムニコードは、オートハープをフューチャーした1981年発売の電子楽器です。誰でもどこでも楽しめる新しい楽器として特に欧米で人気を博しました...

真ん中にあるたくさんのボタンはコードを選択するようです。各キーごとに列をなして、メジャー・マイナー・7thで3つのコードを鳴らすようです。そして、右手でそのコードに合わせた単音を奏でたり、ハープのようにポロンとアルペジオにしたりとちょっと独特すぎる感じですね

また、リズムパターンやベースパターンが内蔵されており、一人で一曲奏でられる様になっています。

これはあれですね。インスタコードの先祖と言っても過言ではない代物でしょう

ていうかこのボタンが良いですね。アコーディオン的発想は結局人間が一番適した形になっているのかもしれません。

この手の楽器が面白いところは、難しくないところですね。 楽器っていうのはピアノにしろギターにしろ、ドラムにしろ1曲を奏でるまでが遥かに時間を要します

それが面白くないですね。 他のもので言えばなんでしょう。サッカーの試合に出てみんなで楽しくプレイするためにはドリブル・パス・シュートなどの基礎トレーニングを積む必要がある感じと似ていますね

演奏ってやっぱり体育会系な体の使い方をするので、そういうのが敷居高いのは感じるところです。

インスタコードにしろオムニコードにしろ、鳴らせば音が出ます。これはでかい 和音を一発で鳴らせるっていうのは最強です。

ただしこの手の楽器には演奏できる幅が狭いというか活用場所が少なくてニッチになりやすいというのが欠点だと思っています。つまり盛り上がっても広がりきらない。1家に1台というのにはなりにくい。インスタコードがどこまでになるかがポイントですね

ていうか鈴木楽器製作所って浜松市なんですね。ヤマハ、ローランドと楽器メーカーの聖地感がすごい。ちなみに河合楽器もですね(ヤマハ出身者の独立らしい)

ということで、かつて日本で作られていたおもしろガジェット楽器がリライズしてきた。しかもNAMMショーに出したっていうのは面白すぎるのでこれは上げておきたかったです。

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