フレットレスといえば、ベースを思い浮かべますが、ベースにあるんだったらギターにもあるでしょっていうものとはちょっと違う斜め上のフレットレスギターってあるんですね
Vigierというフランスのギターメーカーでこのデザインはすでに90年代からあるっぽい?

フレットレスの利点はフレットがないため、無音階というか半音ごとの区切りに左右されない音が出せるところです。
フレットに引っかかってチョーキングやスライドが変に詰まったりすることなく、シンセサイザーのようなスライド表現も可能
また、フレットがないため、弦の張りが維持しにくいため、サスティーンが伸びないのが欠点だそうですが、それを改善するために、指板表面を硬い素材でコーティングしたりしてカバーしています。
ウッドベースやバイオリンの指板がエボニーなのはそういう意味がありそうですね。 なので、市販のフレットレスベースはエポキシコーティングをしたり、エボニー指板だったりしますね。
そういう特徴から、フレットレスの音がする。と思うような言葉が出るのだと思います。
で、Vigierは指板を金属で作っているため、エポキシとはまた違う感じが味わる。しかも光沢があるのでエボニーとは違う不気味なまでの存在感があるギターに仕上がっているのが特徴です。
ギターのフレットレス、アリかなしかといえばアリだけどこれもなかなかキワモノですね
ギターのルーツはリュートだったりハープだったり?すでに音階をもった楽器であるという認識があります。対して、ウッドベースはバイオリン、チェロからの派生だと思うので、そう考えるとエレキベースのフレットレスってキワモノだなぁ
何が言いたいかというとフレットレスってギター(ベース)本来の音だよね。というのをどこかで見たんですが、いや、そもそも違うじゃん。っていうのをルーツから見て思っただけです。
シンセギターっていう感じで特殊な使い方やアイデンティティーのためのギターの印象はあります。ですが、心動かされないかといえば嘘になります
ただフレットないと弾ける気がしないなーとも思う。
よくあるのはあらかじめ、フレットがある指板のフレットを外す→埋める→フレットの位置だけ見えるようにしておいて、上からエポキシで固める
っていう感じだし、アップライトベースは横にフレットラインあったりします。
完全なフレットガイドのないギターを使いこなすのは至難の業ですね。 まじでバイオリニストとかすごいと思うもんそういうところ
まぁあとは単純に和音を弾く楽器でもあるので、ベースほど需要はない。というのも実際そうなんでしょうけど
でもこの見た目はインパクトあるよなー