ギターの音を良くするポイントの考察

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以前ソロのフレーズを「ビブラートで誤魔化している」と言われたことがあるので、ビブラートで包むことはあながち間違いじゃない使い方なのではと思いましたので、今回はビブラートで誤魔化さないようにします

今回は自分が考えているギターの良さを伸ばすために必要なものが木材以外にもあるのではないか。というところから始まります

きっかけは自分のギターを工房でメンテナンスしてもらって劇的にサウンドが変わったこと

値段の高い安いが良い悪いとかそういうレベルの話じゃないのであしからず

いい音というのが非常に曖昧ですが、ここでは「よりギターらしく、自分が求めているサウンド」として考えることにします。

先に結論として現状の想定を言えば

材 35% PU 35% 組込・加工技術 30% ぐらい

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ギターの音を決めるポイント

ギターのキャラクターを決めるのはPUで間違いないと思いますが、その他の要素も非常に大きいと考えます

木材はそのキャラクターの支えになっているはずですが、木材のランクというのは懐疑的です。

木材のランクというのは杢目の美しさによって決まるので、5Aのメイプルトップだから音がいいわけじゃないと。もちろん美しさは楽器としての重要なのでそこは別問題

更に思うのは木材の加工工程で言えば、現情ほぼ機械による加工がほとんどです。それはどんなメーカーであっても、品質の担保になる意味で重要だと思います。

アジアの安価ギターとして有名なCortもFender USAもギターを作る工程で機械を使う場所、人が作業する場所はあまり変わりません。

もちろん木材自体の良し悪しの差はあると思いますが、「CortがFenderUSAと同じ木材を使ったときに、同じ(クオリティの)音がでるのか」という話になります

おそらくならないのでしょう。そこが楽器の品質の差が出てくるのかもしれないと思うところです

音は人が作るのではないか

やはり重要なのはギターを作る人の技術にあると考えます。

かつて言われていたのは、国内ハンドメイドメーカーは異常なほど組み込みをかっちり作っており、そのサウンドもギターとしての品質も確かなものでした

また、海外有名ギターメーカーのギターは輸入後、国内で検品し状態が悪いものはリペアをして販売していたと聞いたことがもあります(代理店云々の前の時代?)

そう考えるとギター職人によるサウンド(品質)の変化というのはありそうだと思ってはいましたが、自分のギターにそれが訪れたときは衝撃でした。

ちょっとしたフレットの修繕やネックの調整というのはサウンド面には直接かかわらないかもしれませんが、プレイアビリティの向上によるパフォーマンスが上がって弾くことの質が良くなる。という考え方ができるはず。弦高一つとってもだいぶ変わりますし、その弦高に合わせた弾き方を求められるのでそういう意味で効果があるかと

なのでずっと気になっているんですよね。加工工程による音の差異というのが。

更にやっかいなのは組立工程がかっちりしていることがすべてではない。というのも事実です。

以前Sugiのギターを試奏した際のことを覚えています。 Sugiには国内製とアメリカの工場で作られたものがあります。アメリカ製なので作るが荒い。とは言いませんが、音の散らばる方向性が私は好みでしたのでSugiを買うときはアメリカ製がいいなというのも思っていました。

FenderのCSでもルーズな部分がある気がしますが、逆にそれが良いという話もありこのあたり、正解が難しいとしか・・・

とはいえ、自分の知識が不足しているので間違っているかもしれませんが

セットアップで大きく音が変化するのも事実ですが、どこをどういじったらこういう音になる。というのはわかって加工されているんでしょうね。

そこらへん詳しく話せる様になりたいとは思ってはいますが、、、

色々まとまっていませんが、ギターの値段高い安い論への反論というか、そんなところ考える前にやることあるでしょっていうことが言いたかっただけなのかもしれません。

木材とかPUじゃない部分の目に見えない職人の技術こそが大事なんじゃないかとも言いたいのです

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