これだから素人はだめだ
ふらっと見てたら思いの外やすかったので試しに買ってみました。Fenderのマンドリンタイプのピックです

いつからかマンドリンタイプが弾きやすくて、ずっとこれを使っているのですが、今までのメインはクレイトンのものでした(画像右側)
円安効果で安価に購入するのが難しくなったので他にないかと探しているなかでMLのタイプも使っています(左側)
クレイトンはウルテムでMLはセルロース、硬さで言えばクレイトンが良いですがちょっと音が鋭くなりすぎる雰囲気もあります。
対してMLは当たりが柔らかく、安定感のある演奏になりますが、つい深く弾いてします感じがあってどちらも一長一短です。
そこにやってきたFenderはまさにこの写真の通り、真ん中に位置できるような感覚を持っています。
セルロイド製の1,2mmでザラつきがない分クレイトンより握り心地は強く感じます。
サウンドも割とこの2つのピックの中間に位置している気がしています。
ピックによる音の違いというのはあるにはあるんですが、ブラインドテストしてもわかるようなものではなく、むしろ弾き心地のほうによるものが強いです。
というより、すごく雑なこと言えば”どのピックを使っても一緒になります。”ですがより正確に言えば
”どのピックを使っても一緒(の音が出るように無意識に調整して弾けるように)なります”
これが正しい気がします。
自分が出したいあるいはこうなるであろうサウンドの方に弾き方を寄せてしまう。なのでピックを変えても音変わんないっていうのは正しいのですが、正しくもないと考えています
筆は選ぶものです
先ほど言ったようにMLを使っていると無意識にピックが弦に対して深く当ててしまう気がするのはそのためです。なのでこれは自分の音を出すための一工夫が必要なピックになっている気がします。
そういう意味ではクレイトンがベースになっているのでしょう。でも音が強すぎる気がする。
そこでFenderはちょうどいい塩梅をしている気がします。気持ち音量も増えています。
見た目もべっ甲でかっこいいですね。 70年代が好きな人間としてはべっ甲ピックがほしい気持ちしかないです。
あとは耐久性ですね。 最近はガシガシと弾くようなフレーズを練習していないのもあってまだピックのヘリは少ないです。とはいえ消耗品なのでいずれは買い足す必要があります。
ピックというのは恐ろしくてですね
今後これをずっと使うんだ!って意気込んで100枚単位で買おうとするじゃないですか
気づいたら違うピックが良いとか思い始めたりするんですよね←
その結果がこの3枚のピックですよ()
それぞれ使い所があるので1つに絞る気は今はないですが、メインはFenderになっているのが今の現状って感じです。
ちなみにこのピックはマンドリン用とするのか、ルカサーモデルというのかどっちが通じるんでしょうかね