最初に買ったFenderのギターはJapan製だった。 今も使ってるけど
次はUSAだカスタムショップだと息巻いていたが、結局このギターだって良いものだ。そう感じながらずっと弾いてきた。 そのうち価格改定が2度起きて、フェンジャパは良くわからないままなくなり、復活して?なんとなく今に至る印象でした。
ところがどっこい、今の技術なのかなんなのかわからないけど、試しに弾いてみたギターは意外にもいい音でした
それがこれ
Made in Japan Traditional 60s Stratocaster
名前の通りトラディショナルなモデル 60sなので、ほぼ62年製をベースにしているだろうギター
ボディはバスウッドなので非常に軽い。軽いがアンプから出てくるサウンドは紛れもなくフェンダーのそれ。もちろん新品なクリーンサウンドだというのは感じるが、アレ?フェンジャパってこんな音市てるの?とドキッとするやつ
パワーコードを弾いた際に感じるロックな印象とシングル独特の分離感
あーこれこれといいたくなる音はあの頃買ったギターを思い出すような存在
おそらくはピックアップの進化だろうなーと
ピックアップはPremium Vintage-Style というやつ
フェンダーの音はフェンダーなら出せるんだなぁっていうのは改めて思いました。まぁ当たり前ではあるんですけど←
60sの特徴なのか、ナット周りがやたら太さを感じる。全体はUシェイプだけど、ナット周りにだけ厚みを感じる
そういうものだっけかなあ? 自分のギターがこの頃のネックをしていたのはもうずいぶんと昔なので覚えていなかった
曖昧な記憶とナット幅
このギターはトラディショナルシリーズということでスペックは基本的に当時のモデルに合わせる方向
ナット幅は41mm アレ?40じゃなかった?
当時買ったギターは、限定シリーズだったこともあり現存するカタログ情報がほぼ無いので確かめようがないが、、、スキャロップをオーダーした際に40mmでお願いした記憶があるしそれをこだわっていた
それは62年モデルだったもともとだったのを参考にしたんじゃなかったかな?と記憶があやふやになっているので調べてみた
62年モデルのギターを購入し、一度68年モデルのラージヘッドに取り替えている
このときはスキャロップをせず、純粋にラージヘッドが欲しかったのでヤフオクで頻繁に探していた
同じくフェンジャパのST68-TXとかのネックだけを買ったか、全体買ってネックだけのこしたか、そんな感じで作った記憶はある。 どうもこのST68だけなのか、1968年がそうなのかわからないけどこのギターのナット幅が40mmだった
たしかにラージヘッドに付け替えたあとにオーダーした。その時にこのネックと同じでいい。スキャロップと22fにしてって頼んだ気がする(同じじゃないじゃん!)
いかんね。勝手に記憶が書き換わっているというか都合よく解釈してしまっている
しかもST68はラジアスが7.25Rとキツめになっている。 このTraditional 60sは9.5で普通くらいなので私のギターのネックがいかに特殊かわかる
ST68のおおよそのネックスペックは以下の通り
Body:ALDER
Neck:Maple
Fingerboard:Maple 7.25R
Frets: 21, Vintage
Scale Length:25.5” (648 mm)
ちなみに同じTraditionalシリーズだとしても70sのナット幅は42mmだ。なぜなら70年代はそうなのだ
うーん、ここはちょっと解明しておく必要があるな
ローズウッドとメイプル指板
試奏して気になったのは、やたら指板に指がくっつく感じがあるなって
最初はRが緩いのかなと思ったけど、9.5Rのギターが手元にあるから改めて弾いてみたけど、それは張り付く感じがしない。
うーん、、、違いがあるとすれば、ローズウッドかメイプル指板かっていう感じ?
確かにローズウッドだとちょっと柔らかい感じがあるのは感覚的にも音的にも感じるところがあるのでそういうとこが影響あるのかな。確かにレスポールもローズだからか指が引っ付く感覚はある
ずっとRのせいだと思ってたけど、そうか、、、ローズか、、、そうかな?そうかも
これが良いとか悪いとかでは無いんだけど、難しいね
今度は7.5Rのローズネックとかあれば確認できるんでちょっと調べて、弾いてみようかな
店員にこれいうとすごい鬱陶しがられそうなんだよな。
とはいえ良い収穫があったと思います。