お話も食材もネタは新鮮な方が良い
そう言い残すと男は塵となって消えた
面白いと評判の「ダンジョン飯」
その名前はずいぶん前から知っていた気がする。漫画としてはもう何年も前から連載されており、冒頭のネタの出典がこの漫画であることを知ったのもアニメ化前だった記憶だったがどうか
そのダンジョン飯がアニメ化され、更に好評というか考察しがいのある内容でもあり、ちょうど葬送のフリーレンとほぼ同じタイミングというのもあって気になっていた
だがなかなかどうして新作を見るのにもタイミングや都合が、、、というか3話くらいまとめて見たい。そうこう考えているうちにあっという間に話が進んでいて、ツイッターでは感想だらけ。
流行りものはできるだけ早めに触っておくほうがいい。たとえ面白いと思えなくても
その中から気に入ったものをチョイスして観続けることが大事だと改めて思う。
サラッと感想
とりあえずアニメを最新話(20話)までとその続きを漫画で読んだ。漫画は完結しているのでネタバレもクソもないのだが一旦は自重しよう
内容は極めて真っ当なダンジョンに潜るストーリではあるが、ダンジョン内で食べる飯がメインに来ているが、それもどちらかという本質ではなく
やたらとコミカルな雰囲気の中で進むグロテスクなリアリティそして、飯。ひたすら飯 それが更にリアリティというか生々しさを生む要素でもある
かなり人を選びそうだが、絵がほんわかしているので受け口は広い
そしてところどころでバチッとハマる超高画力の見開きにマジか。。。と零れ落ちるほどの重たいシーン。それを飾るような身を切るギャグシーン
なんだこれは。何を見させられているのか
そう思いながらスラスラと読んでしまった。面白かった
特にアニメの後半になるであろうダンジョンの出生とラスボスについて、更にファリンの行く末などメタい話から王道の展開までこうぐっと来るところだらけである
14巻で収まっているのもいい。読みやすい。題材が題材でもあり、今後スピンオフでもなんでもいけるのも商売的に良い
ファンタジーのベースはゲーム的要素が強い。蘇生魔法とかあるしなんか都合がいい感じもあるが、それはそれ
ダンジョンを書ききりたいのではないので本質はそこではない。どこかベルセルクやダンジョン&ドラゴン(映画)を彷彿とさせる雰囲気を感じ、たくさんの作品のエッセンスを感じながらも独創的に話は進み、完結する
なんだこれは。
あとアニメの声優が素晴らしいと思う。なんという素朴というかナチュラルな演技だろうか
割と若手もいるはず。レベル高いなぁと心底思う
特にこの手の作品は年寄りが多い。年寄りキャラは年配役者だろうがそういう自然な演技こそしみてくると思っている
この作品に出ている若手はきっと推されている人たちなんだろうと思う。
今の作品は今見るリアルタイム性について
昨今のツイッターなりなんなりはかなりインプレッション稼ぎが強い。
だが中には鋭い・面白い着眼点から話が弾んでいることもあり一概に無視はできない。
流行りに乗っておくことは悪いことではない。 鮮度が良いからこそ新鮮なネタ(色んな意味で)を楽しめる
現状はしらないけど、1クール内にあるアニメが最大で50本以上もあった時期は流石に全部は見きれず、仕事やらなんやらでその時間も削られていきいつしか新着作品を追わなくなっていることもある。
それも仕方ない。後日の楽しみとして、こうやって1日かけてじっくり楽しむのも必要だろう
しかし時として(というか往々にして)思うのは「なんでもっと早く見ておかなかったんだ。。。」
これである
ちょっと斜に構えるクセがあるならなおさら是正したい
興味がないとしても、今何が流行っているのか(流行らそうとしているのか)その中にあるものはなにかを把握しておくのは面白い
流行にはそれなりにトレンドとなるテーマがある。作品の世界観やキャラ設定、使われる役者や舞台、音楽であればメロディーラインやリズムなども気をつけて聞くと数年単位で変化していることがわかる。
そういうのをあとから知って自分がハマってしまうと、なんとなく世間とのズレを感じてしまい、もやって来ることがある。 それがトレンドの部分だったりすると思う。
そんなめんどくさく考えなくてもリアルタイムに絡んでおく方が割といい。実況や感想は意外と良く読まれる
なるべく心がけたいが、時間的にも難しいこともあるので、こういうときは視点を変えている
リアルタイムに見ることを強制しないが なるべく早く見たり、見ないことの理由にしない
ダイエットは明日からでも良いが、継続する。少ない運動でも継続が大事
そういうことを音楽や漫画・アニメで学べるんだいい話だなぁ