観た。 最高にいい映画だった。
終わり。
なんというかこういういい映画を見せてもらったのに、ネガティブ意見ばかり出てきちゃうのはなぜなんでしょうかね。という感じになってしまうので、感想を書くか悩んだんですが、ボケ防止と勉強のために書いていきます。
映画の概要はテーブルゲーム「ダンジョンズアンドドラゴンズ(D&D)」の世界をベースにしたお話。主人公が過去のオイタから妻をなくし、子供も奪われ、収容所ぐらしから脱出。昔の仲間に裏切られながら、全てがどん底の中から這い上がってくるいい感じのストーリー。仲間は屈強な女戦士と、ポップみたいなクソつよ魔術師に、インド映画に出てきそうなヒュンケルみたいな人と、変身する人。
この原作D&D自体が、ドラクエだったりのRPGの原典になっているっていうあたりも馴染みやすいという要素もあると思う。
やばい感じになりながらも最後いい感じに成長ストーリーを挟んだり、感動のラストで締めたり。道中のテンポもよくてお約束を外さない。まさに王道な作品。
映像も非常に素敵でしたね。 舞台の世界観が非常にわかりやすく。海外映画らしい絵で説明している感じ。ポップみたいな人の魔法使うときの腰のアイテムは何なのかよくわからなかったけど、まぁそのレベルのことは気にならない。
あと割とオマージュとかリスペクトな感じもところどころ感じられていいよね。題材が題材なだけにこっちが主題歌と思ってしまうけど
ユーモアもあって飽きさせない。隣で観てた外国人はWao!!とか言ってテンション上がってたし、笑いは世界共通なんだって改めて思った。映画館では静かにね
※以下ネガティブな内容の感想があるので、そういうの苦手な人は避けるように
やっぱりもんにょりするのは予告かなー。
こっちは海外公式トレーラー
おそらくはこういうガチファンタジーストーリーを隠しておいて、実際に行ってみたらB級だと思ってたのに深いじゃん!いい!!という感じでギャップ効果を狙ったんだろうなと思うんだけど、なんだかなーってのが正直なところ。
確かに、こういうファンタジーものは指輪物語やハリーポッターから結構確立されてきていて、目新しさは減ってきた。実際の映画の内容としても他の作品よりもデップーに近いテンポが小気味良いギャグ路線の表現が多いのは事実。ハリウッド感はある。
だけど、そこはスパイスであって、ギャグなのにいい話。っていう持っていき方はちょっともったいないんじゃないかなとは思ってしまうんだけどどうだろうか。実際、日本語予告だけ観てたらあまり行く気はしていなかった。口コミの評価で行ったので、「私」には宣伝方法が逆効果だったとなるわけですが。。。
では反対に、オフィシャルトレーラーをそのまま日本語で紹介したらどうだろうか。ありきたりなファンタジー作品として判断されるのだろうか。こんなのD&Dじゃねぇじゃん。という原理主義者が文句を言ってくるのだろうか。
こればっかりは、外野からはわからないし、結果論だ。そういっても実際にお金を出して責任を持ってこの方向でゴーサインを出されているんだから、少なくてもそういう判断になったことは受け止めるべき。
だからこそもにょる。
もっと広まるためには対処があったんじゃないだろうか。と
でもどうなんだろうなー。難しいなーってウンウン唸っている