銀河英雄伝説(小説刊行)40周年記念での4Kリマスター+5.1chサラウンドの映画が再上映ということで、行ってきました。
観客は自分ひとりくらいかと思ったんですが、片田舎の割にチラホラと見に来る人がいたので、この作品の人気の根強さを感じます。
4Kリマスター!なんて歌われていましたが、劇場に4Kスペックがないことが致命的!スクリーン上映は2kでしたが、まぁそれは許容範囲。
お目当ては4Kに付随して高品質化したであろう音楽です。
重厚なクラシックの曲がコレでもかと聞けるこの作品を映画館サウンドでサラウンドで聴けたのはいい経験。個人的には前編のほうが良かったですね。席の都合かも?
あとは映画版のせいか、やたら動くし細かい。メカの書き込みレベルが高い
OVA版は今見れば、紙芝居かと突っ込まれる可能性が高いほど動きの少ない画作りになっているけど、それをもって有り余る程の役者のパワーと音楽でゴリ押ししている印象。だがそれが良い。
その反省なのかはわからんが、とにかく見たこともないような、戦艦のドッグの描写、ドッキング時の各設備の稼働や戦艦の絵はメカがわからない自分にも、すげぇがんばったんだなって伝わる。ここにそんな要素を込めなくても、、、と
そしてやはり、この作品は役者のパワーがすごいのだ。 いい意味でも紙芝居として?朗読作品として?そんな感じでも楽しめてしまう要素がここにはある。
ポプテピピックのアニメ版が好きな人は黙って銀河英雄伝説を見たほうが良い。あれがはっちゃけた作品なら、こっちはシリアスな魂の入魂作品だ。
主役はラインハルトとヤンだが、サブキャラの充実度がやばい。普通名前覚えられないのに覚えられてるくらいの印象濃度が高い。
そもそもわしが声優からアニメ見てしまう癖があるので、これはもう仕方がない。ただ、これ100話あるからさー、もいっかい見直そうと思うと時間が溶ける溶ける。
どうにかならんだろうか。
そんな感じで、ちょっと思い出すために映画を2本観てきました。