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オタクになりたい?!だったらコレをやれ

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昨夜、急なひらめきによりタイトルのようなことが浮かびました。 人生は一瞬の煌めきで埋め尽くされています。

嘘か真か、昨今オタクになりたい。という人がいるようで。半信半疑ですが、いるようです。なんで?と思いますが

そういっている記事は見ましたが、人は見ていません(幽霊かな?)が、言いたいことはわかりました。現在はアニメ(オタク化)がコミュニケーションツールとして、一つの答えだということです。わたしが小中高校のころは、インターネットは薄く、学校での話題はだいたい9時にやってるテレビ番組がそれでした

9時からのドラマを見ないと会話に入れない、友達ができない。だからしかたなく観ていた。という人もいたと思いますが、私は全く気にせず何も観てませんでしたので見事に会話に入れず人生終了していましたね。

いくつになっても10代20代が生きていくためにはコミュニティでの共通認識が必要なようです。

前置きが長くなりましたが、それってアニメオタク?という疑問が出てきますね。ではオタクとは何でしょうか。。。なんてのはもうどっかの偉い人がそれなりに書くと思うので書きませんが

どうしたらオタクになれるのか?というよりは、自分の好きなことを広げたり、楽しむためにはこうするのが簡単だという感じでしょうかね。 大体のマニアックなことが好きな人は自然とやっていることでしょう。

とりあえずここから下でいう「おたく」表現は「何かに熱中したり、趣味に没頭できる人」くらいに思っておきましょう。デュフフwwwとか言うだけの人ではありません。

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ルーツを辿る

オタクになる(なっている)人の行動には「ルーツを辿る」が共通していると思います。

これは音楽好きな人なら特にわかりやすいと思いますが、「音楽の知見を広めるためにどうするか」という問に対して、いっぱい聞けとか流行りを聞けとかあると思いますが、それって結局その人任せになっていると思います。実際に音楽が好きで、自分から貪欲に新しい曲やアーティストを探している人は、きっとそういうきっかけがあったはずです。

自分に置き換えた時にそれは「ルーツを辿る」が答えだと思いました。

具体的には、

好きなアーティストを一人(組)見つけます。 
そのアーティストが好きな音楽があるはずです。それを探していきます。 そこで見つけたアーティストが好きな曲をまた聞いてみます。 
そうやって、自分の好きなアーティストの「ルーツ」というのか系統樹みたいな遡り方をしてみるのです。

調べていけばわかりますが、何も過去のアーティストにばかりたどり着くわけじゃないんです。

例えば、

あるアーティストが好きになる→そのアーティストの曲のギターが好きだ→演奏しているギタリストはこの人だ→この人のやっている別のバンドがあるから聞いてみよう。

という横に広がることも考えられます。

こうしていけば自然と未知の世界に触れやすくなります。 その「辿っていく」工程が楽しいと感じるのであれば、あなたは立派にオタクなんだと思います。

冒頭の、会話のためにアニメを見ることが目的の人には、これはできません。ゴールが今の作品をみたという結果だけなので、次に進みません。

それって楽しいのかどうかは疑問に残りますが、人と話す程度に一般教養として時事ネタやゴシップをしるときって自分もそんな感じになってる気がするので、それも一つの解釈なのでしょう。

でも、「ルーツを辿る」のは本当に楽しいじゃないですか。 これはどんな趣味にも共通すると思っています。 音楽、アニメに限らず、絵画だって、好きな芸術家が、参考にした画家がいて、それ観たりとか同時期の画家との比較をしたり、カメラも先人が使い込むメーカーやレンズの種類をみながら、他社との比較。撮影技法を真似たい人の特徴を掴んで、その人の参考にしたものはなにか。と調べたり

あー、そうですね。これは芸術の世界で言えば琳派の考え方でしたっけ?

京都でやってた琳派展に行ってですね、風神雷神の屏風をみて感動しましたよ。 琳派は師事による継承ではなく、自らが敬意を持った過去の作品を解釈し発展させていくという思想にオタクの二次創作や芸術のエネルギーの根幹の気持ちを感じました。

これは本当に楽しいことだと思います。

実践するとこんな感じ

直近で私のやったルーツ辿りですが、ちょうどレベッカというアーティストを自分の中で再評価しました。

これは自分の好きなJudy and MaryのYUKIちゃんを彷彿とさせたことがきっかけです。フレンズではそれを感じませんでしたが、76star ではそれをビンビンに感じたのです、、、が、実は因果的には逆だとわかりました。

もしやと思って、YUKIちゃんのWikipediaを読んだら、REBECCA好きすぎて、全部歌えると。 つまりYUKIちゃんのルーツにはNOKKOさんがいたんですね。で、NOKKOさんのWikiを読むと、こうありました。

音楽について「時代背景が好きなのはスプリームスで、自分の基本になっているのはビリー・ホリデーで、歌い手として影響を受けているのはアレサ・フランクリン[8]

Wikipediaより

アレサ・フランクリンとは誰ぞ? ということで聴くことがすぐできる。いい時代ですよほんと。

なるほど、ソウル歌手というのか。 という知見の広がりを手にすることができましたね。

ジュディマリが好きならジュディマリだけ聞いてるとかYUKIちゃんだけ聞いてるとかできるわけですが、ルーツを辿ってみるといろんなことを知ることができます。これを楽しいと思ったり、自然にこなせてしまう人がオタクになれるんじゃないですかね。

ここで大切なのが、このルーツ辿りは向き不向きがあると思っています。やりたい。と思う事柄とそうでない事柄があるはずです。 それは自分にとって合う合わないの目安になると思います。こっちの水はうまいかどうかは行ってみればわかるのですが、まずい水だと思えば別の所に行けば良いんです。

上の例でいえば、ビリー・ホリデイに興味は持てなかった。アレサ・フランクリンはもっと聞きたい。などの自分の好みが別れてくると思います。それで全然良くって、むしろ自分がどんなことを好きになったのかを知れるいいきっかけじゃないですか。

そこから、アレサをよく聞いたっていいし、一つ戻ってREBECCAの別メンバーを掘り下げてもいい。

なんかYOUTUBEのおすすめはこの探し方には不向きなのでめんどうですが

アニメについて「ルーツを辿る」はどうなるか。こちらはどちらかといえば「系統樹」とか過去作という視点になると思います。

流行りのガンダム・水星の魔女でみると

・ガンダムが気になる → 過去のガンダムシリーズを見る。

・監督や脚本家がすごいと思ったのでもっと知りたい → 小林監督といえば、ひそねとまそたんが有名でしょうか? 脚本の大河内さんのほうが今作印象的ですから、ウテナやキングゲイナー、プラネテスなんかどうでしょう。

・重たい話や血みどろな感じが知りたい → 虚淵いっとこー

・あのキャラの声優がいい → Wikipediaで調べて主役やってるのみようぜ

てな展開ができますね。夢が広がりますね。 プラネテスつながりで言えば、ワンピースのFilmREDの監督の谷口さんは水星の脚本の大河内さんと一緒に、コードギアスやプラネテスなんかで一緒に仕事をされていますので、谷口さんの作品を見ることもおすすめします。

なんたって、スクライドですよ。 スクライド見ようぜ、ニャンちゅう!

今日からきみもオタク

さて、こんな感じで過去、現在のつながりを辿っていくことができることがオタクである。と捉えることができます。

ほんと、今は配信やらなんやらで気軽に作品が見れるので最高ですね。

ちなみにこのルーツ辿りで一番嵌りそうなのが「競馬」だと思いましたね。 あれは調べれば調べるほど、過去の蓄積が重要っぽいんですよね。馬だけでも脈々と血の繋がりもあるのに、それを支える人や騎手などに着目すると果てしなくドラマが広がっているのはウマ娘を観てみればよくわかります。 昨今ウマから馬にハマる人が多い気がしますが、それもそうだなーっていうのがこのルーツ辿りのポイントだと思います。

おわり

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