PR

目指す音を言語化しよう

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ギターを試奏しながら考えることはだいたい、弾きやすいか、ちゃんと音が出るか。と狙ったとおりになるか。ぐらいだと思うのですが、どんな高級ギターでも合う合わないがどうしても出てきますね。

先日も思ったのですが、オタクなのでこれを解釈違いと呼ぶことにしました。(それはそれで語弊があるかもしれませんが)

特に思うのはフロントピックアップの帯域の出方がわかりやすいのかなと感じました。

フロントはソロ用に使うので、ミドルが気持ちよく、ハイが伸びるタイプを求めますが、たまに何でもかんでも出てしまうようなフラットな個体に出会うことがあります。

これは全帯域を出すためのもので、そういうピックアップないし、音作りを目指したギターなのだから、私の求めるものとは解釈違いである。そう考えるようになりました。

その結果が先日のEpiphoneのレスポールでもあります。実は数週間前に県内の工房が作るいい感じのハムバッカーギターと出会ったのですが、フロントがどうも好きになれなかったので、ここが上記に書いたような解釈違いを起こした結果なのだと思いました。

そういう意味で私は所謂モダンなサウンドには縁がないというか、琴線に触れないというかそういうものですね。

ですが、モダンサウンドが駄目というわけでもないです。フラットな表現はコードを弾くときに非常に気持ちいいことを知りました。伸びが薄いぶんパリッとした感じが出て、6本の弦のすべての音がキレイに並んで聞こえるので、やや複雑なコードでも単純なメジャーコードでもかっこよく響くんですね。

1本はほしいなと思いますが、じゃあその値段を出すかというと難しい。

そういう気持ちが沢山のギターを家に呼び寄せるんですね。怖い怖い。

ともあれ、自分が求める音とは。というのは適時、言語化していかないとズレていきそうな気がします。○○と同じ音がほしい。といってもその人は作品や年代ごとに使用機材が異なったりするので、本当にそれで良いのか?と考えることもあります。

単純なあこがれだけではなくてそれらしく自分で考えた結果としての説明がそうであるならいいんですが、まだ自分の中ではふわりとしたイメージにしかなっていないんじゃないかと思うことが多々あるのです。

だからこそいろんなギターを知って、聴いて、弾いて 自分の一つの答えを見つけていくしか無いんですよ。と、ギターを買う口実に使いましょう。

タイトルとURLをコピーしました