レスポールを弾いた感想とか分析とか気づきとか

Guitar Epiphone Les Paul Standard  - neico / Pixabay楽器
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先日購入したギター、Epiphoneのレスポールカスタムですがスタジオに持って行きましたので、2時間ほどプレイしてみた感想です。

やはりいいギターと巡り会えたと思いましたね。

足元のセッティングは普段使っているストラトのものと同じ状態で、ぶっつけ本番だったので音作りとしては甘いですが、それでも十分なパフォーマンスを出してくれました。いや、びっくりですよ。普段のストラトとの価格差を考えるとね。。。

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ほしかったのは「いわゆる普通のレスポール」

 ギターの音の表現として、「普通の○○」という言葉を使うことがよくあります。ストラト、レスポール、アコギ、テレキャスetc,.. こういう表現を見て自分の中ではあまりピンと来ていなかったのですが、このギターを買って、弾いて、やっとわかりました。

私自身、普段はストラト使いであり、「普通のストラトの音がほしい」という言葉には違和感しかなかったのです。ストラトの音は製造年月、シリーズで全く異なるので、「普通の」というのが何を指しているのだろうか。と思っていました。

逆の立場になり、自分がレスポールに求めていたのはまさしくその言葉どおり「普通のレスポール」というものでした。要するに主観だったんですよ。自分が思っている○○で出てくるであろう音。 それが「普通の」という言葉で表現されていただけでした。

 レスポールマニアからすれば、自分のギターも所詮はその価格、あるいはシリーズレベルのものであることは感じ取れるはずですが、私からすれば、レスポールを弾いて、出てきてほしい音がイメージ通り出てきているので、もうそれで十分だったんですよ。この気持ちが理解できなかったのは目的別にギターを買わなかったからだと思います。ストラトでMETALLICA弾いてる私ですからね、、、でもこっちで弾くとちゃんとキル・エム・オールなサウンドが出せるようになるわけですよ、苦労せずにね。いやびっくりです。

 因みに私がハムバッカーピックアップを試奏する時に弾くフレーズがだいたい決まっています。METALLICA、レッド・ツェッペリン、B’z(というより松本さん)あたりのフレーズを弾いて確かめている気がします。確かめているのは演奏した時の気持ちよさ?

改めて思うと、私のハムバッカーピックアップの原点はこのあたりなんでしょうね。やはりマーシャルアンプは偉大です。脱線しますが、試奏のときに良いギターかどうかっていうのは多分最初の1,2回のストロークでみんなわかっていると思います。極論、全弦開放でじゃ~んと鳴らして終わりです。その後の1時間ぐらいは、いかにそのギターが自分を気持ちよくしてくれるか。というところをみていると思っています。

【自分のイメージするサウンドを自分の弾いたフレーズで君(ギター)はどういう良さを出してくれるんだい?】と問いかけるように試奏している感じですね。あくまで主観です。すごい人はスウィートスポット(良く弾き込まれているギターはその部分の音が大きかったり、良かったりするポイント)だったりデットスポット(反対に、音の鳴りが悪いポイント)を1フレットずつ確認する人もいるのでしょうけど、それは検品みたいなもので、試奏した時に、よかったけど、本当に買って大丈夫か?という最終確認をしている感じじゃないですかね。(あまり適当に書くのもアレなので話半分で)

そう考えると腑に落ちるのが、このギターを最初鳴らした時、たしかに「こんなものか。」という感想だったんですよね。で、弾いているなかで感じたのが、イメージ通りのサウンドを表現してくれるところでした。つまり、最初にギターの良い悪いを「悪くない」を自分の中で値付けして、自分のイメージ通りの事ができるのか。という試しをしたところ、楽しかった。というのがこのギターの評価だったのでしょう。これを簡単に言うと「普通のレスポールの音がした」となるんですね。

というわけで、レスポールとしての必要な音、必要なレベルであるいいギターだということが改めて感じ取れました。

ストラトとの違いは「音の速さ」

 あくまで主観です(2回目) いや、コレ書いとかないと違うだろー?って突っ込まれてしまいますからね。突っ込んできても良いんですが、そうですね。としか言えないので

ストラトとレスポールどっちが良いの?という問いはもはやなくなったと思いますが、レスポールを改めて弾いたことで感じたことがあります。ストラトとレスポールの違いと、ストラト使いがよく言う「音が速い」というのは何なのか。

 音が速いってのは音の立ち上がりが速い、弦の振動をピックアップが拾って、アンプを通してスピーカーから出てくるまでの時間差だと解釈しています。これが速いと本当に僅かなアンサンブルのズレが減らせます。あと演奏している感じが強いです。

ストラトの良さはそこにあると思っていて、シングルコイルピックアップと立ち上がりの良さが最大限に生かされるというは、自分がイメージしたプレイの通りに音が出せる楽器であるということです。脳でイメージした表現にタイムラグが無い。と言う感じでしょうか。ストラトに求める能力はここかなと思います。ただしこういうギターは諸刃の剣で、立ち上がりの速さはピーキーな仕上がりを求められるため、自分の演奏技術が試されます。

よくプロ仕様のギターは引きにくいとか、上手い人じゃないと下手に聞こえるというのがここにあると考えていて、きちんと鳴らさないと鳴ってくれないんですね。だからこそストラト使う人はテクニックを求めたがる傾向にありますが、それは置いといて

レスポールはいい意味でこの点がゆるいですね。特性が強いギターですから、割と適当に弾いても鳴ってくれる気がします。ハムバッカーピックアップのため、パワーも有り、気兼ねなく気持ちのいい音が出せるんだと思います。ストラトってマゾい楽器ですよほんと。

で、これを比較するのに、イメージしたのが、イニシャルDで拓海くんが初めてターボ車を乗った時に感じた、簡単にスピードを上げられるパワー。ターボエンジンの説明は省きますが、これに対して86はNAという仕組みのエンジンでレスポンスの良さと自然なスピードの立ち上がりが特徴です。なんかそれっぽくないです?これはレスポールとストラト、というよりハムバッカーピックアップとシングルコイルピックアップとの差と言っていいと思いますが

ピックアップを2つ並べて、出力を上げ、コンプレッションをかけたサウンドになるハムバッカーピックアップと1つのピックアップで自然なレスポンスを出す、シングルコイルピックアップとがまさにターボとNAの違いと同じような感じに思いました。

昔からよく言われる「レスポールの音がでるストラト」というのはこのターボとNAの良さをいいとこ取りしたようなもの。というのが答えになるのですが、結局はどっちつかずの微妙なやつになることが多いですね。シングルコイル過激派(ナニソレ)のわたしとしては、演奏技術で補えって一蹴できるないようなのかなと思うようになりました。

ですが、見た目はストラト系でハムバッカーの気持ち良いサウンドを出したい。というのなら割と簡単(?)で、絶対的にわかりやすい答えとしてはZENOのだと思っています。

いつ聴いてもかっこいいですね。

話を戻して、レスポールが楽だなと思ったのは、このパワフルな音を簡単に出せるところですね。ずるいとすら思うけど、そこをシングルコイルで出してこそ。と思いずっとやってきたわけですから特徴の一つとして理解しています。

またちょっと話がずれますが、レスポールの良さは歪もですが、パワフルなコンプレッションが程よく効いたクリーンこそがレスポールの良さを表していると思っています。

ここまでの音は出ませんが、気持ちのいいクリーンサウンドが出ることも確認できたので、私としては十分だったんですよ。むしろ歪ませないギターとしてレスポールは有りだと思っています。ストラトだとさっきの話で、立ち上がり、アタック音が強すぎて扱いが難しいんです。

その点でも立ち上がるが若干遅いレスポールならではの良さでもあるかと

「ネック」がネック

うーん、寒い

それはさておき、演奏スタイルとして理想のギターの位置はジミー・ペイジですね。

ここまで低い位置で弾くと必然的に握り込むスタイルになって、どうしてもハイフレットが弾きづらいため、演奏フレーズがペンタトニックのパターンになりがち。小指のコントロールが難しいんです。ここがレスポールのネックなポイントです。そんな小難しい演奏しているバンドじゃないんですが、ホールトーンスケールが入ってくるような感じのが難しい。

慣れの問題でなんとかなるのかな? そういうプレイスタイルの差がギターの種類にも関係している気がしますね。

プレイスタイルによる合うところ、あわないところ

やっぱり気になるのはピックアップセレクターとボリューム・トーンポットの位置。どちらも演奏中にいじるのは難しい。 セレクターについては勝手に切り替わりかねない。地味なストレスポイント

この点はストラトに軍配があがるよね。ボリュームペダル復活させたほうが良いかな。でもスペースないし、難しいんだよ。

セレクターもボリュームもいじったりすることが多いのはストラト使うからだと思うので、レスポールにはレスポールなりに楽な方法があるはず。そう思うことにすれば、まだまだ改良の余地はありそう。

さて、長々と書いてきた感想ですが、そんな感じです。

お手頃なギターを買った割に色々考えることができました。十分音もいいですし本当に買えてよかったと思っています。 ストラトには自分の思い入れることが多すぎてこんな感じに見つかることは無いと思っています。 マジビンテージほしいよぉ。。。高いよぉ。。。

結局私自身は、「王道のエレキギターサウンド」がどこまでいっても好きなので、ハイブリッドギターやモダンなタイプはどうしても合うものに出会うことが難しいという気がします。悩むくらいならトラディショナルタイプ持っとけ。って感じの雑な答えが一番あっている気がしますね。

ストラトだって行き着くところはそこですから。ではまた。

足元機材はこちらに掲載しています。

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