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規格外品のリサイクル企画”RRR”が気になる

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工房「T.S factory」さんの企画で、高級ギターを制作する過程でどうしても「見た目」で弾かれてしまった材を使ったリサイクル企画があることを知りました。

以下のサイトより抜粋です。

ECO企画”RRR=Restore Rebirth Recycle”

OEM生産している工場では、製作の時に相手の基準で選別されます。その際に「音的に」「物理的に」「質的に」何も問題が無いのですが「シミ」「節」「木目」などがメーカーやブランドの「基準」「イメージ」「ブランドの価値」に合わないという理由でNGとなり購入して貰えず、形状なども他に流用できないので最悪な場合、焼却処分されている現状を知り、何とか出来ないかと立ち上げた企画。せめて自分の周りの工場の現状を変えようと、工場とも話し合い赤字でも処理費が掛かるよりは良いので、工場からネック、ボディを仕入れ、当方でレリック風塗装をし格安で販売します。基本的にST、TL、JB、PBタイプとなります。

Custom design Series – T.S factory

木材ですから、ちょっとしたシミや節目、美しくない木目の出方などで、製品にならない事があるんですね。そういえばそうでしょうね。

そういったものがしかも焼却処分になるのですか、、、マジですか。

その現状を打破すべく、2020年頃から廃棄処分となる材料を使って、当初のギターよりもやや安価につくったものを販売するRRR企画。要は、規格外の野菜を安く売るのと同じですが、楽器で、こういう考えにいたり、実行されることは盲点というか思いつきませんでした。

思い返してみれば、私もスキャロップネックをオーダーした際にあまりいい木目の見え方ではないことを言われていた気がします。(一切気にしていなかったので記憶もあやふやです)

かつて所有していたレスポールは逆に節の部分の塗装が独特で、オンリーワンなギターであったこともあり、そういうもの(規格外)は少ないのだと思っていましたが、どうもそういうことではなかったようです。(メーカーにもよるのでしょうが)

現状、デジマートで見る感じだと、20万前後で購入できるようです。

当初3,40万になるはずだったものなので、半値〜75%だと考えるとかなりお得感はあります。というかこれで赤にならないのか心配ですね。

もちろん、規格外素材が出てこないことには作れない代物なので、一点物で限定品であるので見かけたらチャンスという感じでしょうか。

間違いなくこれからギターはありえないほど高価なものになっていくと思っています。規格外品の再利用やニコイチで作るリバイバルギターなどは今後一つのカテゴリーになっていくのではないでしょうか。

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