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とにかく手っ取り早く曲を覚えたい(コピーしたい)時に役立つ方法

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演奏技術的に不足する曲じゃないのに、覚えるのに時間がかかる!!という場合の対処方法

単に曲を覚えるための手順と置き換えてもいいですが、

ポイントとしては

脳への定着(記憶する)ことと、手先がそれにリンクすること。

ギターというか演奏というのは不思議なもので、結局は脳で考えたことが指先に伝わっていると考えています。

脳に記憶されていないものはどんなにかんたんでも弾けないし、理解できないフレーズは覚えられないのです。逆に言えば、頭に記憶されたフレーズは難しくても弾けるんだと考えています。

それを踏まえて、以下のポイントが重要になってくるはず。

1.その曲のコピーするパートを歌えるくらい聞く

 脳に定着=脳が理解できる必要があります。どんなにゆっくりなフレーズでも覚えがなければ弾けないし、耳にギターの音が聞こえてこなければコピーすることができないので、まずは曲、フレーズを頭に叩き込みます。

 何十回か聞いたら、ぼんやりフレーズが耳に残ると思います。特に速弾きフレーズなんかはフレーズの音一つ一つが捉えられていない状況(なんかばーああっと音が流れていく感じ)から、ピッキングニュアンスがわかるようなところまでくれば、あとはやり込むだけです

2.ワンフレーズや4小節など小さいまとまりから覚える

記憶の定着で結局一番手堅いのは「反復」です。繰り返し繰り返しやることで脳と指先がリンクするようになります。ここで1.が弱いとなんとなく練習している状態になるので身につく度合いが下がります。

今、自分が何を演奏しているのか、どのフレーズを弾いているのか。がわかるとすんなり頭は理解していきますし、手が馴染んできるでしょう。

3.2.をひたすら繰り返す。それをつなげていく

ここは、どちらかといえば、覚えたあとの話ですが、、、ワンフレーズごとの練習のあとは、それをつなぐ練習です。最終的には曲として1本のまとまりにしますので、つなぎの部分っていうのは結構重要です。

逆に言えば、こういう練習をしているときは覚えが悪いという、経験則から来ています。

  • 覚えていないのに、楽譜を見ながら一通り弾く
  • 見開きページ分を覚えようとする
  • よく聞きもしないで練習しようとする

ちなみにこれは技術力向上の際にも役立ちます。その場合は「ゆっくり弾く」というのが追加されますが、それは個人差だと自分では考えていますので、なんともですね。

以前誰かの演奏についての動画で「原曲のスピードに手が動くのを慣れさせてから、フレーズをきれいにしていく」というスタンスの人がいたのを覚えています。誰が言ったのかは忘れましたが。

そういう方法も一つだろうなと思うと、ゆっくり弾くことが正しいかというのは、一概には言えないんじゃないかと思っています。が、メジャーな手法であることには変わりません。

結局は気合なんですが、気合の使い方を考えれば、効率的になるよ。ということでしょうね。怠惰を求めて勤勉に行き着く。 房州師匠の教えですよ。

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