格付けで高級楽器との違いがわからない理由

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お正月恒例の芸能人格付けチェックでは、我々音楽を嗜んでいる人間にも一つのポイントになる、楽器他、芸術系の出題ですが、今年のはツイッターを見る限り結構ひっかかっている人が多かったように思います。

合計65億円もする楽器で奏でる6重奏なのでめったにお目にかかれるものじゃありません。ということで聞いてみて実際どっちだったのだろうかと考えてみましたが、ものの見事にしてやられました。去年までは結構あたってたんだけどなー。

年々「格付け」のレベルが上がっているような気がします。例えば、ワインが顕著でハズレのほうが年々高くなっていますね。1本5千円ってちょっとしたお店で飲むやつですよね。以前はそれこそスーパーで買ってきた。みたいな表現から入っていた気がします。しかもボルドー産のワインなので多分アレでも十分に美味しいんじゃないでしょうか。

そして難しくなったなと思うのは楽器ですね。今回6重奏ということでハズレ側も本数が多く、趣味でやる楽器総額500万だそうです。 いや、500万でも十分ぞ?各90万前後でしょ。実際十分聴き応えがあったと思っています。

さて、なぜこのようなことが起こるのかというと、可能性として

  • ストラディバリウス他正解楽器がコレクター品であった
  • ハズレ楽器が十分なクオリティであった

この2つがポイントになっているのではないかと推測します。

コレクター品がなぜだめなのか。いや、だめではないけど。コレクター品とは正式名称ではありませんが、過去の名著な楽器を後世に残すために、収集、保管されている楽器で普段は使われていないようなストック品に近いものです。そういったアコースティック系の楽器はギターでもそうですが、生涯現役で使われてきた同年代のものと比較しても音の出方が変わるケースがあります。

これは木材の乾燥であったり、引き込まれたことによるなにかであったり、まぁなんやかんやが関係して(ひどいw)そうなっているようです。

同じ300年前の楽器でも、ずっと音を鳴らし続けた楽器と、ケースに眠っていた楽器とでは違う。ということです。

もう一つ、現行の楽器のクオリティの向上はもはや周知の事実で、実際にブラインドテストをしてもわからないことが証明されています。

https://gigazine.net/news/20160715-violin-double-blind-test-paris/

古い楽器(あるいは良い楽器)にはその個体ずつの鳴らし方があるように感じます。それが馴染むかどうかで、演奏者側が手にする楽器を選ぶことになりますので、古い・格式のある楽器=良い楽器 とはならないのはまぁよく言われますよね。

ギターやヴァイオリンでは近年、木材の改質技術が向上し、新しい材でも使い込まれたヴィンテージのような状態にすることを目指しています。

木材改質技術 A.R.E.® - ヤマハ研究開発
薬剤などを使用せず短期間で木材を熟成、長年使い込まれたような鳴りを生み出す木材改質技術。

この内容からも近年のアコースティック楽器としての品質の向上は目覚ましいものがあるのではないかと考えています。

さて、同じようなブラインドテストはエレキギターでもよくやられていますね。

ヴィンテージギター(または3桁するカスタムショップ系)VS10万以下のギターをブラインドテストしてどちらかわかるか。YOUTUBEでちょっと探せばすぐ出てくると思います。

いくつか試しに聞いてみると面白いかもしれませんが、多分完璧に金額差を当てられることは難しいと思います。

だからなんだ。というのが私の考えです。

それでも高級ギターやヴィンテージにはそれだけの魅力があるというのがわかっているならもう沼にハマったも同然です。ようこそ。

私もたまたまヴィンテージのギターを触らせていただいたことがあるのですが(63年ストラト)

あれは別格です。

まさしく本物のギターでした。これはそういう演奏者側の感覚だと思います。

格付けも、一度演奏者側に感想を聞いてみてほしいですね。弾いた感じ、どうだったかを。もちろん音の良さもありますが、一番違うの演奏者側の演奏に影響を及ぼすので、やれ高級ギターは意味がないとか、安いギターで十分だとかそういうことではないんじゃないかと思っています。

という訳で、長々と外れた言い訳でした。

とはいえ、今回YOSHIKI様は完璧に答えを当てていますので、テレビ画面では伝わらない倍音の感覚を肌で感じとられているのか、もっとシンプルにストラディバリウスの音がわかっているかどちらかじゃないかと思います。さすが1流

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