前評判がよく、かつアニメシリーズを見ていなくても楽しめるということであえて前情報無しで観に行きました。正直、FGOやハサウェイに比べて優先度は低かったからこんな時期に。とはいえ非常に面白かったので感想を(ほぼツイッターに書いたのでその転載)
Vアニメ版とか知らなくても映画が楽しめるというので前情報なしで行った。最初にキャラが出席番号順じゃないのが気になったが、全体を通してなんつう情報量と熱が高いんだ。表現という表現が畳み掛けてきた。まじすごい
なんつーか、アレです。ガルパンはいいぞ。としか言えないあの感じ。言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信がある感じ。それくらいの展開スピードと表現が溢れ出している。これはいい。癖になる
ストーリとしては全然知らないキャラだけど、キチンと追いかけているので確かに知らなくても楽しめる。所々続きであるがゆえに意味が理解できない単語はあるけど本筋とは関係なさそうなので大丈夫。キリンさんが好きです。
ストーリよりもあの怒涛の展開に置いてけぼり感を感じる人もいるんじゃなかろうか。最初は没入できずに困ったけど、途中からめっちゃ楽しいことに気づいた。表現の荒ぶりと意味があるようなないようなワードやキャラ。そして武器で戦う少女たち、、、、これはアレだ!映画版ウテナや!
自分の中でウテナを見ている気分になったのでこれは当たり。ミュージカル(演劇)だって考察とか分析とかどうでもよく純粋に楽しめるものだし。そういう視点で十二分に楽しんだ。
終盤にマッド・マックスのパロシーンがデデーンと出てきたので実は知らないだけで本当はオマージュシーンが沢山あったのかもしれない。あのシーンはまじで最高。絶対やりたかっただけだろうけどだからこそ最高。
というわけで自分の中でかなり好印象かつ衝撃度の高い作品でした。このノリがアニメ版にあるのかどうかわかりませんが、アニメ版も観たいと思います。
最近、安牌というかわかりやすいシナリオの作品を見続けたせいなのか、この映画が難解なものに見えてしまったけど、後半になるとそうでもない気もしてきて、極論すればミュージカル(演劇)はそんなことじゃなく今この瞬間を楽しむ要素が必要だと思い出した。(Gレコは、うーん、、、)
子供の頃親に連れられて演劇、舞台を何度も観に行った事がある。そのときを思い出す。親は「心を豊かにする」と言って何度も見せてくれた。出たいとは思わなかったけど