最近ハムバッカーのギターがほしい。
いや、一本あるんだけど、フロイドローズなので、チューニングをいじれないのが欠点。
6弦だとレギュラー・半音下げ・1音下げ(6弦ドロップ)のいずれかを弾くことになる。
特にハムバッカーで弾きたいのはストラトでできないたぐいなので、曲によってチューニングが大いに変わる。
なので、その分ギターがあったほうがいいのだが、贅沢は言わないのであと一本位チューンオーマチックの2ハムギターがあればいいなーと思う。
思いはすれど、ほしいものが見つけられていない。
理由はわかっている。
ハムバッカーのギターでなかなか楽しいものに出会えない。
いいギターはたくさんある。いい音がなるものもたくさんある。
だが、弾いて楽しく、持って嬉しい。そんなギターがなかなか出会わないのが切ない。
ギターは見た目で決めています。いい見た目の先に音であったり弾き心地で探したり。難儀な探し方です。さらに言えばいいギターでも弾いていてもビビッと来ないギターでは買う気に至らない。
このあたり、感覚というか直感としての印象でしか無いため、あまり理屈だった話ではないので、同意を得られないとは思う。ともかくいいものだからほしい。ではないから。
今まで買ったギターもよく考えればほぼほぼ衝動買い。出会い頭にドカンとくるやつ。そんな買い方をしている。だからこそ外れたこともあるし、未だに離さず持つものもある。
楽器は出会いが大切だと。
この1年あまり楽器屋を行くこともなく、新しいギターを見つけることがなかったが、もう一本くらい持っておきたいという気持ちが強いので。また素敵な出会いを求めて彷徨いたい。楽器にはその魅力がある。
贅沢にも楽器屋にも文句を言わせてもらうなら、行く度に違うものがあってほしい。ときめきたいんだよ私としてはね。だからこんなめんどくさい客の言うことなんて聞かなくていい。
ああ悩ましい。悩ましい。