リズムトレーニング本を読んで、これは体育会系のソレだった

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上手いプレイヤーはリズム感がいい。高等テクニックを使ったプレイもリズムがグダグダだと意味がない。自分の演奏を見直しているとよく感じる点だったので、リズム練習をしようと思った。

リズムを鍛える練習をやったことがあるだろうか。

ギターのクロマチック練習をメトロノームに合わせる。とか、ゆっくり曲の練習をする。ということではなく、本当にリズムのみを鍛えるべく練習したことがいままでどれだけあっただろうか。

リズムに関わるワードの中に「グルーヴ」というものがありますが、これも実際のところ解釈は様々で、なんとなく、肌感覚の表現でしか表せていないのではないか。

という思いからリズムに関する資料を探していましたが、あまり見つからなかったのですが、昨年出た「リズム感養成講座」というのを購入してみました。

早速読んで見ましたが、中身はなんという泥臭いものでしょうか。とても真面目な本でした。、、、と書くとなんだか誤解されそうなのでもう少し詳細をば

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リズム「トレーニング」本

本書は本当に「トレーニング」本だった。前半は座学。「拍子(リズム譜」「指揮」「グルーヴ」についての楽譜の読み方、やり方についての基本的な内容だった。

後半はひたすら実践トレーニング

実はリズム感とはこういうもので、こんな考え方を持つことでそれなり良くなるんですよ〜という概念的な情報を求めていたけど、そんなものは一切なかった。ある意味潔いというか、基本的にはそんなものいらないのかもしれない。

リズム譜読めるよね?じゃあOKそれを体に叩き込もう。

そんな印象

意外とできてないリズムトレーニング

トレーニング譜面はこれまた、基本中の基本のリズムばかり。私が泥臭いと表現したのはこれ

リズムの種類ごとに分かれているがやることは網羅されている(4分8分16分、3連、タイ、変拍子)

楽譜だけみるとかなり地味で面白みも全く無いかもしれないが、やってみると意外とできていない自分がいてとても悔しい

タイの伸ばすタイミングや5/4拍子等、気を抜くとどっかに飛んでいくこともある。これが著者が気にしている基本ができていないということなのかもしれない

反復に勝る練習はなし

これほどまでに真面目に地味な感じがとても印象的です。

最初に書いたとおり「実は知らなかったリズムの秘密」みたいなものをちょっと求めていたのですが、答えはずっと近くにあった。ということがわかりました。ギターも同じですね

ちょっとこう、、、バズワードではないですが、それっぽい手軽さや意外さを求めていたんだな感じました。楽して簡単にダイエット!とやっていることは一緒ですね。

そんなものはないんだと

基礎練習は身につけるべきことだからこそ、基礎練習なのだと

反復、つまりできるようになるまでやり続けるということ以外にコツとか秘訣とかないのかもしれない。まぁそれで上手くなるなら良いんです。あとはやるだけですから



ということで、万人向けの本ではありませんが、気になる方は読んでみると良いと思います。

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