前の記事で図解するかーと言っていたので一先ず表からかなと
「常に「最高のギターの音」が出せる方法」からエレキギターの音作りのポイントを拾い上げてみた。
もっとたくさんありますが、大小や有無で対比がわかりやすいものだけピックアップしています。自分の持っているギターをもっとこうしたい。ああしたいっていうのがわかると表から必要な項目をいじっていけばいいのかな。
カテゴリ | ポイント | 小さい・薄い・軽い | 大きい・太い・重い |
---|---|---|---|
全体 | 重さ | 低音が減り高音が目立つ | 低音が豊かになる(タイト) |
弦 | 太さ | ブライトになりやすい | 音にコシが出やすい |
弦 | 弦高 | ハリがない | クリアなサウンド |
弦 | ペグに巻く回数 | 張り詰めた音になりやすい | |
ポット | 抵抗値 | 高音が残る | 高音を抑える |
ペグ | 重さ | トーンが明るい | サスティーンが増える |
フレット | 重さ | 木の音が出やすい | フレットの音が出やすい |
フレット | 大きさ | 細い | 太い |
ブリッジ | トレモロユニット | 響きや発音がタイト | サウンドに個性が出やすい |
ブリッジ | フローティング | ダイレクトな印象 | ストラトらしいサウンド |
ピックアップ | 出力 | 高音が伸びやすい | 高音が落ちやすい |
ピック | 厚さ | 倍音が残りやすい | アタックが強い |
ネック | ネックの太さ | シャープ | 太い |
本体 | 塗装 | 響きやすく高低音が出やすい | 平面的になりやすい |
トレモロ | イナーシャブロック | ボディ鳴りを活かす | サウンドが明瞭 |
トレモロ | スプリング | タイトなサウンド | |
トレモロ | スプリングの鳴り | 響きやすいルーズな感じ | |
コンデンサ | μF値 | 高音が残る | 高音を抑える |
ここからわかるのは、高低音の処理(倍音)をどうコントロールしていくか。だと思います。逆に言えばここにない項目をいじりたいときは違うところいじりましょう。
とは言え本でも書かれていますが、「バランス」が大事です。全部を高音が出るような素材に変えたとして、それがほしい音かどうかは別ですし、その素材を変えたことで付随する変化は表の中だけにはない可能性があります。
とりあえず読んでみてはどうでしょう。
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