NAMMショーなどで紹介されていたKemper社のキャビネット
「KemperKabinet」が国内でも発売されました。
12インチ一発で、Kemperラックタイプを載せて丁度いいサイズ感だそうです。
見た目はくそかっこいいですね
スペック
- Height:42 cm Width:51 cm Depth :23 cm Weight:11,30 kg
- Power Handling:200W rms Impedance:4 ohms:
- Full-Range (50Hz–10kHz) Kemper Kone 12″ Speaker×1
キャビネットの種類
- Celestion Blue Bulldog Alnico
- Celestion G12M “Green Back”
- Celestion G12H (Orange® OEM)
- Celestion G12H 30W
- Celestion G12-100
- Celestion V30
- Celestion G12M-65 “Creamback”
- Celestion G12T-75
- Jensen P12R
- Jensen P12Q
- Jensen C12N Ceramic
- Jensen Vintage P10R8 10″
- Jensen Vintage C10R 10″
- Electro Voice EVM12L BlackLabel Zakk Wylde Signature
- Goodmans Audiom 61
- Oxford 12L6
- MFD Eminence Legend 125 50W
- JBL D120F
- JBL 2110 8″
※スピーカーユニット「KEMPER KONE」はまだ発売はないようです
特徴
軽量でパワフルなスピーカー・キャビネットとKemper profiler専用のスピーカー・デザインで、19種類のスピーカー・キャラクターを選択可能。 KEMPER KabinetはPROFILERのために特別に設計されました。 KEMPER Kabinetは、KEMPER KoneラウドスピーカーとKEMPERが開発した広範なスピーカー・トーン・マイニング技術を組み合わせたもので、1つのキャビネットに様々なスピーカー特性をデジタル的に「インプリント」することを可能にしています。 KEMPER Koneは、CelestionがKEMPERのためだけにデザインした12インチフルレンジスピーカーです。KEMPER PROFILERのDSPにより、専用のDSPアルゴリズムを用いて超直線的な(フルレンジの)周波数特性に制御・駆動されます。従来のフルレンジシステムの考え方とは対照的に、KEMPER Koneの放射パターンは、クラシックなギタースピーカーのシャーシの物理学に基づいて絞り込まれているため、フルレンジのサウンドであっても、通常のPAスピーカーやモニタースピーカーとは異なり、ギタースピーカーとしての個性がはっきりと感じられます。 プリセットの中には、Celestionをはじめとする多くの有名なギタースピーカーや、希少で非常に特殊なスピーカーも含まれています。今後のソフトウェアアップデートにより、より多くのスピーカーが追加される可能性があります。 KEMPER Kabinetは、PROFILER PowerHeadまたはPowerRackのパワーアンプで駆動することができます。外部ステレオアンプを使用する場合、2 台をステレオで駆動することが可能です。 KEMPER Koneスピーカーは、既存のギターキャビネットの代替スピーカーとしてもご利用いただけます。KEMPER Kone™は、2×12インチ、さらには4×12インチのギター・キャビネット用に、1台のユニットと2台と4台のスピーカー・セットが用意されています。
なるほど、イマイチ何につかえるのかわからん
使い方
Kemperシリーズ専用のキャビネットとはいえ、CABシミュレートはすでに実装されているじゃん、、、と思っていたが。
キャビネット、というかコーン部分を読み込んだ設定(メーカーはimprintsと表現)データで変更させる。そんな漢字ですね
つまりこれがあれば、どこでも指定したキャビネットの音が出せる。という感じです。12インチ一発なので、キャビの中では小さい方で、自宅でも使える・・・といいな
動画探したけど、これが一番わかるっぽいな。
キャビネットはサウンドメイクにも欠かせないファクタだし、無駄に大きなギターキャビいらなくなるならありなんじゃないでしょうか。
操作方法
記載の通り、利用するにはCABシミュをOFFにする必要があります。
操作自体はKemper本体かRig Manager(V3.0〜)から実施できます。
- Output を選択 ・・・①
- 一番下までスクロールする ・・・②
- KemperKoneとCabinetOffをEnabledに変更
Imprints Selectからキャビネットの種類を選べます。
Cabシュミで音を作り込んでいる人は特に設定しなければフルレンジスピードかとして使えるのでそれでもいいそうです。
宅ロッカーには使えるのかどうか微妙なところですが、ギタリストとしてはキャビから音を出すのが必要なところなので、やはりアンプ+キャビってほしいなと思います。
注意:パワーアンプは必要
パワーアンプはついていないので、パワーアンプ付きのKemperを持っている人はいいですが、持っていない人は別途用意する必要があるので、そこのところ気をつけないとね。
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