ようやくStudioOneの扱いも慣れてきました。毎日のように打ち込みをしているのでなるべく効率よく作曲したいと思っています。
他のDAWは知りませんが、CubaseとStudioOneに共通して存在する”ショートカット”と”マクロ”から、よく使う操作を説明します。
はじめに長いですが、概要を
ショートカットとマクロ
ショートカットとは
ショートカットとは例えば、マウスでポチポチと画面を操作している動作をボタン一つで呼び出せる技です。
キーボードのキーにそれぞれ仕込まれていまして、これを使いこなすことがDAWを使いこなすことといっても過言では有りません。
かんたんなところで言えば
- MIDIの編集画面を開くために、リージョンをダブルクリックしたり
- 同じフレーズをコピー→ペースト で複製したり
- 書き出すためにメニュー→書き出しボタンを押したり
これらはマウスでやるにはいささか面倒ですがそれぞれ
- 選択状態で E でMIDI編集表示
- command+ D で複製
- space + Enter で書き出し表示
というように一回の動作でやろうというのがショートカットです。
キーの配置はそれぞれのDAWによって異なるので、調べてみてください
Studio oneならまとめている人がいます。
マクロとは
マクロはショートカットのもっと複雑なものです。上記の通り、ショートカットは1つの動作しかできませんし、事前に用意されているものしか使えません。
ボタンひとつで和音(コード)を作りたい。とか このフレーズを4回繰り返したループを作りたい。
できなくはないですがマウスやショートカットでは何度も繰り返しの作業になります。
そこで登場するのがマクロです。
※Cubaseでは「ロジカルエディター」だったかな?
マクロの細かな内容については他のサイトでも説明されていますので今回は割愛します。
マクロを使えば今まで苦労していた動作が一瞬で終わったりするのでとても便利です。
よく使うマクロ
Studio oneでは初期設定からかなりの数のマクロが用意されています。
全部を理解するに至っていませんが、わかりやすく使いやすいものをいくつか紹介します。
- 5th above:選択ノートの5度上を追加 → パワーコードを作るのに便利
- 各コードクリエイト:ルートから指定のコード【major/minor/argument等】を作る
- Humanize:ヒューマナイズを実行→押し続けるとずっと実施してくれる
- SelectNotesLowest:選んだノートから一番低い音を選ぶ→これをもとにベースを作る
という目から鱗な技が初期状態から用意されています。すごい。
もちろんこれはたくさんあるマクロのうちのほんの少ししか使いこなせていません。もっとたくさん、しかも効率よく使うことができれば作業時間の短縮を実現できるでしょう。
作ったマクロ紹介
マクロは初期状態だけでなく、作ることも可能です。私がかんたんに作ったやつは
- 選択範囲をループさせる
- 選択ノートの長さを伸ばす/短くする
などがあります。もっと複雑なものも作れますが、まだこれくらいです。これからもっとできるようになると思うのでうまく行ったらまた紹介したいと思います。
マクロの作り方はこっちを参考にどうぞ
文章だけで説明するには限界がありますね。動画でも撮ってみようかな
どんなマクロを作ればいいの?
マクロで便利!効率化!さあやろう! とはなりませんよね。
ショートカット/マクロはたくさんありますが、人によって使える/使えないがあります。
私もまだまだ探し中ですが、個人的なヒントになれば・・・
いつも使う動作はマクロ化
毎回曲を作るたびに発生する動作は何でしょうか。書き出し?フリーズ?オーサライズ?特定のプラグインの挿入?
それをボタン一つでできれば一番わかり易い効率化になると思います。
めんどくさい動作はマクロ化
ベロシティの変更とか、ノートの微妙な短縮とか結構、めんどくさいですね。
そういったものこそ、ショートカットやマクロを使うポイントになります。
上記の操作はすでにマクロ化されていますので探してみてください。
連続動作をマクロ化
マクロの操作は複雑な動作だけでなく、既存動作を順番に実行してくれる事もできます。なので、
全範囲を選択→ループ範囲に指定→書き出し
みたいな動作を一つ一つ実施するのではなく、これを一回でできるようにすればいい。 そういうこともできちゃうんですよ。
というかほんとに文章だけだとわかりやすくならないので、図か何か用意しましょうかね。(単にめんどくさかっただけです。ごめんなさい)
とりあえず全部確認した記事