※ライブ感想なのでネタバレ有りです。気になる人は見ないようにしましょう。
2020年はL’Arc~en~Cielから始まります。L’Arc~en~Ciel「ARENA TOUR MMXX」
ライブとしてはラルクリ以来なので、1年ぶり。ツアーとしては8年ぶり?。しかもアリーナツアーということで観に行ってきました。ので感想をば
ライブの所感
演出
今回はセンターステージを採用し、どの席からでもメンバーを見ることが出来る。というものになっていました。
アリーナでもスタンドでもよく見えたし、花道にメンバーがやってくると周りの観客が一層「わーっ!!」となって喜ぶので、私は有りだなと思いますし楽しかった。
またステージ内ではプロジェクトマッピングを用いたであろう演出がなされ,立体的な表現を取り入れ幻想的に、”瞳の住人”を演奏されたときには相乗効果でうるっとしました。こういうステージにマッピングされた演出はよく合いますね。
ただどことなくこじんまりというか。演出の派手さはドームライブには劣るのでそういう面からすれば寂しい。と感じるかもしれません。
城ホという枠を使った演出であれば、あれも一つの形でいいのではないかと思います。
変わり種で一つ。
開場後のBGMがメンバーセレクションで流れていました。
Spotifyで聞けるので聞いてみるのもいいですね。今彼らが何を聞いているのか。何を聞いてきたのか。ルーツを知ることは楽しいことです。
選曲
スタートから定番曲とあっと驚く曲を懐かしい(あまり演奏しない)曲を織り交ぜていたところ、何やらいつもと違う印象。
”Round and Round”や”風にきえないで”など、まさかやるの!?と想うようなセットリストになっており、Trueを思い出しながらも”XXX”や”Drink it Down”なども織り交ぜた本当に異色な印象を受けました。
特に”虹”、”あなた”、”pieces”などの定番の締めではなかったところが今回何らかの布石のライブではないかと睨んでいます。
もしかしたら会場ごとに大きく変わるのか、次回ツアーに向けてなのか、、、
そのあたりラルクらしいというかあとからあっと驚かせてくれることを期待しています。
サウンド面
Kenちゃん推しの私としてはもちろん研究のために聞きに行ったも同然です。

メインはこのペイズリー柄のオリジナルモデル。というかほとんどこれ。
Galaxyは”XXX”などに使用してましたがメインはこれ。
”瞳の住人”ではスモールヘッドのアメリカンチェリー風のストラトを弾いていました。めずらしいなと思いながらも粘りのあるサウンドが特徴のイントロにはマッチしています。味スタで弾いていた青いやつよりも良かった印象。(雨の中だったし・・・)
このパリッとミッドの太い音は個人的には50’sの極太ネックの時代を思い出します。確かPUそれじゃなかったかな?歪がよく乗って気持ちが良く、クリーンの艶もまた一段と瑞々しいサウンドでした。かっこいい。
ディレイは先日紹介したシグネチャーモデルももちろん使用しているとのこと
ペイズリー柄の音良すぎるんだよな・・・ほしい←
全体通して
新鮮な選曲と今までにない距離感で大はしゃぎのライブでした。
MCが今までにない長さなのも新鮮。遠い存在のアイドルからちょっと距離感を縮めた感じがありますね。路線変更でしょうか。
演出やサウンド面については安定感のある品質を感じます。特に最近は(といっても数をこなしているわけではないですが)まとまりが良い印象を受けます。ドームやスタジアムではどうしてもサウンド面でとっちらかる印象があるので、音質を求める人はアリーナクラスのライブは楽しめるのではないでしょうか。
これから、更に進化していくことを願って。早く新曲を・・・新曲を・・・
参考:
